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#余白 #ひと休み

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深呼吸。
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2022年1月の記事一覧

コンテンツの流行りも消費もはやすぎる

ファストフードのようなコンテンツに慣れすぎて、最近ドラマを観るという“リハビリ”をしている。 「映画は長くて観れない」 なんて声を最初に聞いた時は、他人事のようにびっくりしていた。 ただ、そんな自分も映画を観なくなってから随分と久しい。 映画館から足が遠のいてしまったのはもちろん、サブスクサービスで映画を観ようとする時も、何だか覚悟を決めるかのように自然と深呼吸してしまう。 いよいよ最近は、動画でさえ1.5倍速で観るのが日常になってきている。 一体、自分は何かに追

コスパばかり気にしていると、余白が台無しになる

週6で働いて休みが1日、その1日の休みでさえ結局頭の中は仕事のことで一杯だったあの頃の方が、今よりも余白を有意義に使えていたのかもしれない。 それはそれはコスパの悪い休日だったと思う。 10時くらいまで寝て、起きて何もしない時間をしばらく過ごし、ご飯を食べて、動画を観て、カフェに行って本を読んで、帰りは散歩がてら2駅分くらい歩いて帰ってみたり。 「貴重な1日の休みで自分は成長できたのか」 「今日は明日以降につながる有意義な1日になったのか」 当時は本気でそんなことを考

好きではないけど、嫌いじゃない。自分にとってちょうど良い表現

「自分の好きなところはなんですか?」 「好きなことはなんですか?」 「〇〇が好き」よりも「〇〇は嫌いじゃないかも」と考えたくなってしまうのは悪い癖だ。 好きなもの、と聞かれるとものすごくハードルが上がってしまう。 「そこまで好きじゃないしな」 「最近あんまりやってないしな」 なんて余計なことを考えてしまう。 人にはそれぞれ、自分にとって“ちょうど良い”表現がある。 前向きな表現において、アイデアがどんどん出てくる人もいれば、 一見後ろ向きだったり控えめに見える表

手は抜かないけど、肩の力は抜く

仕事の自分も、noteで文章を書く自分も、“肩の力は抜いても手は抜かない”自分でありたい。 仕事については、「仕事」という性質上手を抜きづらい気がするけれど、noteで文章を書くことは仕事ではなく「趣味」に近いので、肩の力も手も抜けがちだ。 そう思うと肩の力は抜けるけれど、手を抜いてはいけない。 noteで書く文章は、クライアントや編集者に提出するものではないので、「一体何に対して手を抜いてはいけないのか」と思ったりするけれど、自分に対してかな、と思う。 好きなように