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怒られて気づく⑰50代のセカンドバージンから卒業記録

ある出来事から
ワタシは彼をモーレツに怒らせてしまった
「空気の読めない人は嫌い」だと

怒られて我に帰り
モーレツに反省した

過去の自分だったら
同じように怒っていただろうから
よく分かるだけに
自分自身に腹が立ち
落ち込んだ

「ごめんなさい」を
伝えるのが精一杯だった

連絡が途絶え
こちらから連絡しようとも思ったが
文面が言い訳にしかならず
何度も入力しては消して
メッセージを送ることが出来ない

このまま関係が終わるのか?

「連絡する」
の彼の言葉を信じて待つ


その待つ時間がめちゃくちゃ長く感じる

居ても立っても居られず
友達に聞いてもらい
泣きついた

またベストなタイミングで
数人の友達に話を聞いてもらうことができて
話すうちに自分の感情が変化し
気づきがあった

「飽きた」
何に?
SEXではなかった

相手に合わせることに
飽きた

気に入られたい
いい人でいたい

過去のワタシが再び登場したため
疲れたのだ

「空気を読んで気の利く女」
それを再度演じていたのだ

相手に合わせることに必死だった
ので
気づきもしなかった

それがプツンと切れた瞬間に
何も考えられなくなった
(ほんとうにぶちっと音がした)

そしたら怒られて
我に帰ったのだ

「過去の自分をやろうとしていた」
そしてそれに
「疲れている自分」
に気づいた

ワタシは
いい加減なバカになる
バカな人も赦せる人になる
という目標(?)を思い出した

今も十分バカでHENTAIだけど
更なるバカになることを
目指していた

バカなワタシ
ポンコツなワタシ
も愛おしく抱きしめたい
可愛いとも思えた

今回は
「聞いてー」が言えて
話すことができた

ワタシの悩みとも言えるかわからない
くだらない話しを
聞いてもらうのは
申し訳ない
時間のムダ
と思い込み
今までは誰にも話さず
一人悶々と悩み
なんとか解決しようとしていた

「聞いてー」が言えたら
気づきも早かった

ジェットコースターのように
変化する感情
その変化を言葉にすることで
客観的に観ることができ
気持ちの整理がつくから
気づいていく

話しを聞いてくれる友達の存在
ワタシは一人じゃなかった
ありがたいと感謝しかなく
涙が出るほど嬉しかった

そして
今までいかに表面的に
上っ面だけで解決したかのように
処理していたかに気付いた

感情を味わい切る

中島みゆきの「時代」
が頭の中を流れた

今こんなに悲しくて涙も枯れ果てて
もう笑顔にはなれそうもないけど
….

感情を味わいつくしたとき
「もういい 十分やった」
と思えた

そしたら
「何事もなかったように連絡くるな」
と感じた

連絡を待とう

そして
「会いたい」
と思った

一言だけ
「会いたい」
と伝えた

「時間取れそうだけど
 スケジュール確定したら連絡する」
と返事がきた

ちょっとそっけない感じもしたが
会えそうだったので
ホッとしたし嬉しかった

このまま終われない

ここからが始まり






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