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下田旅をのんびり綴る。 その1

こんばんは。ようです。

今年も気がつけば残り1週間で。
聴き慣れた、そして言い慣れた言い回しですが「あっという間の1年」でしたね。

正直、こんなにも昨年の急激な変化が今もまだ生活の至るところに影響を及ぼし続けていて、そして自分がそれに対応出来ていたようで、実は少しずつ色んなダメージを蓄積していたのだと実感しています。

これはいかん。明らかに。

なので、ヨガをしたり走ったり、読書したり、友人と話をしたり、自分のケアの仕方を模索しています。
そして、こうやって文章を書くこともまた1つそれに近いものがある気がします。ほら、たまにシンガーソングライターが言うじゃないですか。音楽を作ること、そのものがセラピーなんだと。


私が書くものは決して、世の中の多くの人に共感を得るものでもなければ、誰かの言葉にし難い苦悩を引き出し癒すこともできないですが。こうやって自身の内側でじんまりとしているものを、外の風にさらすことで胸中で歪んでいるものが正しい位置に戻ることができる気がします。

さて、そんなことはよしとしてですね、先日書いたように下田での旅の記録を残していきたいと思います。




私にとって見知らぬ地を旅するのは本当に久しぶりのことでした。プライベートでいえば、2019年の8月に新潟の長岡大花火を観に行って以来。


新神戸駅から、ひかりに乗ってまずは熱海へ。
天気は快晴。北側の席に座って、外の景色を眺めたりダウンロードしておいたNetflixの映画を観たり、本を読んだり。


朝が早かったのもあり、うつらうつらと彷徨いながら、寝過ごしたら終わりだと言い聞かせて浅く船をこぎながら2時間半ほどで熱海に到着。



初の熱海。緊急事態宣言も明けて、落ち着いた時期なのもあって人は思った以上に多かった。改札を出たら、すぐに友人と落ち合う。熱海から下田に向かう電車まではしばらく時間があったので、少し熱海駅の近辺を散策。



日本経済の上昇気流の中で築かれていった建築物から漂う昭和感。
あと個人的には駅を出て右斜め向かいに続く商店街が、クレヨン○んちゃんの映画に出てきた商店街そのままで思わず「焼肉...」と。


そんなこんなしてたら、すぐに電車の時間になり在来線で熱海から下田へ。


印象は、海と山とトンネル。そして、徐々にひなびていく景色。止まる駅数が多いのもあり1時間半の普通電車は正直、新幹線より長く感じた。

伊豆急下田駅に着くも、オフシーズンだからか人はまばら。


この時点でお昼の1時過ぎくらい。

改札の向こうには私の知り合いが、キャリーケースを持って待ってくれていた。下田に行くと伝えていたので、久しぶりにお茶をしようと言っていた。


そんな私の知り合いと、今回の旅の友は初対面。オンライン上でやりとりを挟むという、現代的なウォーミングアップは済ませているけれど。


挨拶もそこそこに、少し下田の近辺を歩いてからカフェに入って2時間くらい話し込む。知り合いは元々東京に住んでいたけれど、訳あって現在は下田に暮らしている。
向こうはちょうど東京に帰るタイミングだったので、キャリーケースと一緒に現れた。


話をしていて印象的だったのは、「ここ(下田)に住んでいると脳がとろける」の一言。良くも悪くもスローな場所。稼ぎどきの夏場は盛り上がるけれど、それ以外のオフシーズンはのんびりしているし、変化に乏しい。


元々、東京で生まれ育って刺激や情報に囲まれたきた人にとっては、確かにそんな場所かもしれない。
逆に過剰な情報の波に疲れた人にとってはそういうものから自分を遠ざけることができる環境なのかも。


私はその方のいうことが分かるような気がした。
時間の流れ方がなんとなく自分にとっては少しスローすぎるような。それが悪いとかではなく、自分がもしここで暮らしたら、きっと同じようなことを感じるんだろうなと。


知り合いの方と分かれて、その後はレンタカーを借りてまず道の駅に行って、(だいぶ)遅めの昼食。金目鯛バーガーをいただきました。

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肉厚の金目鯛のフライが食べ応え抜群。チーズの塩味と甘いソースが絶妙なマッチ具合でぺろり。ポテトも山盛りでこれで1,100円なら全然安い。


お土産屋は最終日に行こうと決めていたので、この後に宿に移動。

レンタカーで7分くらいのところにある旅館。
部屋がやたらめったら広く、高校の合宿ならこれで10人くらいいけるんじゃないかってところを2人だったのですごく持て余す。

少し休憩をして、いよいよこの後は星を観にいく旅へ。

ってところで、今回はこの辺で終わろうかと思います。
それでは、また。

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