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コードギアスオーケストラコンサート聴いてきた

最高だった。

私が行ってきたのは15:00〜の追加公演分。S席チケットを購入したので特典のクリアファイル&チケットを受け取り。

グッズはパンフレットのみ購入。
主要スタッフのインタビューあり、1Pあたり二、三曲ずつの楽曲解説あり、おまけのスコアがちょっとあり、と60Pの大ボリューム。

最初にゲストの谷口監督、作曲の中川幸太郎先生等の軽いやり取りを挟んで演奏開始。
指揮はピアノソロコレクションも務めたピアニート公爵で、曲によってはピアノの前に座ることも。
演奏中は曲毎にTV版の映像をスクリーンに再生し、キャラクターのイメージカラーに合わせて舞台をライトアップ(ゆえに紫率高し)。
曲間のMCはなく、代わりに数曲毎にストーリー進行に合わせてルルーシュの独白が流れる形式。

演目

■第一部
Prologue / COLORS / Cold Nobility / Noblesse Oblige / All Hail Britannia!!! / The First Signature / Outside Road / Shin Troop / In Justice / Elegant Force / Stories / Alone / I can't do it / School Festival! / Devil Created / Final Catastrophe / Innocent Days / Avalon / Grand Freet

■第二部
Overwriting / Previous Notice / Air Surfing / Nightmare / Last Adolescence / With You / The Knight / All-out Attacks / Eternal Separation / 僕は、鳥になる。 / Beautiful Emperor / Memory Museum / After the War / Forbidden City / The Master / Check Mate / Desperation / Madder Sky / Passing each other / Continued Story

■アンコール
リバイブ / 0

選曲と映像はあくまでTV版を基準。
的中率57.1%。思っていたよりも、日常多め終盤多め、黒の騎士団少なめCの世界少なめ。

注目曲

■Stories・・・黒石ひとみさんのヴォーカル曲を大胆に編曲。前奏を聴いた時はどの曲かわからなくてビックリした。舞台がC.C.をイメージしたグリーンのライトに照らされて雰囲気たっぷり。

■Devil Created・・・ルルーシュがギアスをかける時に使う曲。注目すべきは独白、映像でユーフェミアにギアスをかけてしまうシーンを使用していたこと。
魔神=ルルーシュを意味していた“Devil”が魔女=ユーフェミアとのダブルミーニングに変貌したのは脱帽。

■The Knight・・・ゼロと黒の騎士団の曲。R2の黒の騎士団らしく勇壮な曲。ほとんど原曲のイメージだけど管楽器パートがちょっとゴージャスになっていて編曲の巧みさを感じた。

■Beautiful Emperor・・・黒の騎士団を追放されたルルーシュが皇帝となる曲。劇場版でカットされていた、KMFがランスをクロスさせたアーチの下を歩いてくるカットが採用されていて満足。
原曲はモチーフのバックで女性コーラスが順番に下がっていってたけどアレンジにはなかった。聴こえなかっただけ?

■Memory Museum・・・Cの世界の曲。神秘的と壮大さ、二つのイメージを併せ持つ曲そのままにたっぷりとしたスケールで聴かせてくれて、これぞオーケストラコンサート!と言った感じだった。

■Check Mate・・・ダモクレス突入で使われた超カッコいい曲。三部作、復活でも幾度も使用された人気曲。アクセントの低音が減ったかわりにコーラスが追加されててなるほど〜。

■Continued Story・・・R2の終わりを飾ったこれまた黒石ひとみさんのヴォーカル曲。各パートに出番を振るような感じでオーケストラコンサートの締めくくりにふさわしい一曲にアレンジされていた。
個人的にクライマックスの「つーづーくー♪」はそのままコーラスで入れてほしかった。

■リバイブ・・・アンコール曲。この世ならぬ場所で“約束”を思い出したルルーシュの独白からの、まさかの『復活のルルーシュ』ED主題歌。条件反射で涙腺崩壊
選曲と映像がTV版基準だったので完全に虚を突かれた。
なんとUNIONEの5人が登場してオケをバックに歌唱。会場がライブコンサートに早変わり
R2ラストの悲しく寂しいイメージを吹き飛ばすような希望に満ちた曲だった。

■0・・・ファイナルアンコール曲。ここで作曲者の中川幸太郎先生自らが指揮台に登壇!
あえてオーケストラアレンジはせずにジャズのまま演奏。各楽器のソロパートに次ぐソロパート。もうノリノリ。今度は会場がジャズコンサートに早変わり
演奏者紹介の度に巻き起こる拍手。中川先生の煽りで観客も拍手拍手。
あまりの音楽の楽しさに『Continued Story』〜『リバイブ』の涙をすっかり吹き飛ばされて思わずニヤリと笑ってしまった。

感想

序盤はあったまってなかったのか、『COLORS』『Previous Notice』等の速くて派手な曲はちょっとごっちゃり。作品の顔曲なのにファンが聴きたい音が聴こえてなくて残念。
元々ゆっくりしたオーケストラ曲が多い後半はストーリー進行に合わせていい感じに盛り上がり。生演奏を楽しみにしてた『Check Mate』もスピードに負けずしっかり演奏しきってくれた。

アンコール2曲はオーケストラコンサートとしては少々掟破りだが、エンターテイメントに徹していてコードギアスコンサートとしては“らしかった”
聴き終わった後は満足感に溢れていて、本当に最高のコンサートだった。

近くでカメラ撮影していたので収録ディスクも発売されるのかもしれない。 購入を検討したい。

しかも明日にはAmazonで買った『復活のルルーシュ』のサウンドトラックが届く。
もう少しコードギアス音楽の世界に浸っていたいと思う。 ■


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