正座は、消化活動を助ける？

今日はヨガのお話をします。
皆さん、正座はしますか？
最近は椅子での生活が多くなり、正座をされる方が少ないと思います。
また、正座をすると足の形が悪くなると言われており、椅子を好まれる方もいらっしゃいますね。

実は、正座はヨガのポーズの一つでもあります。
「ヴァジラ・アーサナ」と言います。
正座をしたときに足先を重ねますが、ヨガでは重ねません。

顎を軽く引いて、背筋を伸ばし、肩の力を抜いたら「ヴァジラアーサナ」です。

ちなみに正座は、消化活動が助けられると言います。
食後すぐにヨガはしない方が良いですが、「ヴァジラアーサナ」はしても良いポーズです。
食べた後に背筋を伸ばすして座ることで、お腹にスペースができますね。
背筋が曲がっていたら、食事も通りにくくなってしまいます。
よって、消化活動が助けられています。
日本人は昔から誰にも教わることなく、自然に行っていたのですね。

膝が痛いかた、足首が硬いかたは難しいかもしれませんが、
正座がお医者さんより禁じられていなければ、痛くない程度にやってみることで膝の伸び縮みの練習になりますので、やってみてください。
現代人は正座で膝を鍛えていないため、痛くなりやすい方も多いようです。
ちなみに足の形を気にされる方も、数分なら問題ありません。
本を読むときに正座をすることも、良いそうです。

膝を鍛えることで、フレイル予防にも繋がります。
年を取っても元気に過ごすために！
数分だけでもやってみてくださいね。

ハタ・ヨーガ・プラディーピカー 前編 (YOGA BOOKS)

この本に書いてありました。
今日も素敵な1日をお過ごしください。
shanti, shanti, shanti.