⑫自然治癒法ーメンタル的なこと
復習のために、自分の”自然治癒法”について、10のキーワードを並べると、こんなふうになる。
『朝日を浴び』、『排毒』し、『少食』で、『バイ菌と共生』しながら、ヨガで『深く長く呼吸』し、『アサナで体を動かし』、『何事も判断せず』、『笑って』、『感謝して』、『明け渡す(サレンダー)』。
やっと最後のメンタルのところまでたどり着いた。
病は半分くらいはメンタル的な理由があるという。何か理由があって起きているといわれる。
ここ数ヶ月間、自分なりに病の理由いろいろと考えていた。この経験は、もしかして、ヨガの次の段階へ進むステップなのではないかと。
手術後は、生活習慣が完全に変わった。ヨガの練習も変わった。だって自分の生死がかかったいるのだから、練習も真剣になる。ひとつひとつの筋肉や骨の動きに敏感になる。練習中、頭の中の雑念にも気づく。
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コロナウィルスがやたら悪玉にされているが、私にとってはそうでもない。ロックダウンのおかげで一年間自分のヨガの練習を存分にできたから。
コロナウィルスだからといって悪者扱いするのではなく、『何事も二元的に判断せずに』、共生したい。 彼らにも何か役割があるのだろう。
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子供は一日300〜400回笑うという。大人になると笑う回数は平均して15回くらいになるそうだ。作り笑いでもいいので、笑おう!
このコロナウィルスからの一年間の贈り物に『笑って』、『感謝して』、自分を『明け渡そう』。
ヨガにコツがあるとしたら、それはいかに”サレンダー”することができるかだと思う。
いかに自分を差し出せるか。普段の生活ではなかなかサレンダーできないから、こういう病がいいチャンスなのかもしれない。
腫瘍は自分が原因でできた病だけれど、腫瘍が発生するところは予想がつかない。でも、脇の下の隙間にひっそりとできた腫瘍に、ほんとに感謝している。毒が全身に行き渡らなくないように、毒を溜めていたと思うのだ。皮下にできていたので、手術が簡単だった。
整形外科医のポール先生のおかげでもあるが、手術後、わたしの運動能力にはなんの影響もない。ヨガの練習も手術前よりも調子がいい。
もし腫瘍専門の外科医にしてもらったら、健康な部位まで、予防目的で切除されいたのかもしれない。ほんとにラッキーだった。
2月始めにすぐにインドへ行くはずが、受け入れ先からの推薦状が届くのが遅れて、それもラッキーだった。 十分にリハビリできて、ベストな状態でインドへ行くことができる。ほんとにありがたい。
すべては理由があって起きていることだということが、今回の出来事で身にしみた。
(つづく)
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