保土ヶ谷通り大山道
大山道シリーズ、これまで、
と、来ました。
当初の予定では、羽根尾通り大山道を行こうかと思ってましたが、正月明け第一弾は、初詣で混雑が予想され、大荷物でご迷惑をおかけしたくもないので、輪行を避け、保土ヶ谷通り大山道を行きます。
保土ヶ谷通り大山道ですが、二筋ありそうです。
一つは保土ヶ谷区和田から、GoogleMapsでは厚木街道と記される道筋で、和田、坂本、市ノ澤、三反田、二俣川、二ツ橋、草柳、蓼川、寺尾、そして国分で矢倉沢往還に接続する、相州道とも呼ばれるルートですが、この道筋は、絹の道シリーズで走っていますので、
今回はその一つ南のルートを行きたいと思います。
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矢倉沢往還で溝口宿まで。ここからは稲毛道で神奈川宿に向かい、
神奈川宿から東海道で保土ヶ谷宿まで。
ここまで概ね32kmです。
旧東海道のベニス理容店と喫茶トーダの間の道を入ります。真正面に天徳院、その前の道は古東海道です。
古東海道を左へ。大蓮寺の前を通り学園通りに出ます。月見台の交差点まで、結構な上りでした。
保土ヶ谷公園の花見台交番前からは川島岩間線と名を変え、横浜新道を越え、新桜ケ岡第5公園、横浜療育医療センターのY字路は、右に行くと三反田で相州道に接続します。今回は左です。環状2号線を越え、保土ヶ谷バイパスを越え、
南本宿の手前、南本宿市民の森に神明社があり、ここに、不動明王大山道道標があります。
この直ぐ西の大池公園には、鎌倉道と大山道の分かれ道という新しい道標もあります。不動明王大山道道標はここにあったんじゃないでしょうか。
ルートに戻って、南本宿を過ぎ、新幹線の手前に畠山重忠遺烈碑がありますが、ここに庚申塔もあって、"右大山道" とあります。
新幹線を越え、ねこ塚も過ぎて、
鎌倉道との辻に道祖神がありますが、ここに、庚申塔が2基あって、共に大山道道標を兼ねています。
先を行って、和泉川を越え、
鎌倉街道上道との辻に地神塔があって大山道道標を兼ねています。
その直ぐ先、境川を渡ったここは上和田という地名ですが、和田地名あるあるですが、和田義盛が眼病平癒の恩徳と、侍所別当となる祈願の為、建立した薬師堂です。死ななくて良かったのになぁ、義盛。
引地川を渡ると中原街道に接続で、蓼川を渡ると大山道道標を兼ねた庚申塔があります。
比留川を渡河し、
目久尻川手前でもう一つ、お不動さんを乗せた大山道道標と道標を兼ねた庚申塔があります。
その後、中原街道とは別れ、目久尻川を渡河すると八王子道との辻には大山道道標があります。
ここから次の道標までは大山詣でが盛んだった1700年代当時のままの素晴らしい道でした。
舗装路に戻って、永池川手前にも大山道道標を兼ねた庚申塔があります。
その先の用水路脇にも土地改良記念碑がありますが、ここにある二基の庚申塔も大山道道標です。
そうして、西に真っ直ぐ進めば岡田の渡しで相模川を渡って矢倉沢往還に接続し、この保土ケ谷通り大山道は終了です。
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如何でしたでしょうか。
新年に大山と富士山を眺めながら、また、道標も多くて時空を超えたexplore出来た気がしますし、足慣らしとしても距離がちょうど良く、良いコースだったと思います。
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