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2024/3/11週の米国株式


ダウ、38,714, -8, -0.002%
ナスダック、15,973, -112, -0.7%
sp, 5,117, -6, -0.1%

先々週はPCE, 先週は雇用統計、今週はCPIでした。

PCEはインフレ鈍化を表していましたから、先週の雇用統計は、硬軟マチマチだったものの、軟の方のみ捉えられ、さぁ、CPIも、ということだったんですが、こちらも硬軟マチマチで、軟のみピックアップされたんですが、PPIで、インフレが構造的に起きていることが確認されると、利下げ時期後退で下げました。債券屋さんが、まだまだ金利は下がらないぞ、と、国債を売り、金利が上がったのもダメ押しでしたね。

なんかこう違和感というか、ズレというか、感じますね。

NVDAユーフォリアで爆上げ、この流れは間違い無くある。これはウォールストリートの話です。

一方でインフレ、これはある意味経済が好調過ぎるということでメインストリートの話。前回も言いましたが一面良い話なんですが、金利が下がらず銀行が弱っていきますから、借金経営が基本のアメリカでは、これは、ボディブローのように効いてきます。企業が銀行からお金を借りられない、事業継続できない。しかしこれは遅行だし表面的でもないから見えにくい。

一方で既述の通りユーフォリアなわけですよ。

足元掬われるとはこのことかな。

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