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セルフコントロールが重要な理由

ヨーガを続けていると自然と食事の量も減って、体重が減っていったという点について、少し詳しく書いてみたいと思います。

私はカロリー計算をして食事制限していませんし、カロリー消費のためにジムに行ったり、ジョギングしたりなどしていません。

運動と言えば、月に3〜4回のヨーガくらいですが、これも以前から書いているように呼吸と動作を合わせてする運動がほとんどで、カロリー消費のための運動ではありません。

ではなぜ体重が減っていったかと言うと、食欲をコントロールすることができるようになったからです。

コントロールというのは、食べたい衝動を我慢するのではありません。

客観的に自分のことを観察することで、もうお腹がいっぱいなのにまだ食べたり、衝動的に食べることをやめて、体に必要な量だけ食べるということです。

人間の体は食べている物から作られます。
自分の体に必要な量以上を取ることが原因で、結果として脂肪となって蓄積されます。

これは誰もが頭ではわかっていることだと思います。

食欲は、人間を含めた動物の持っている基本的な欲求なので、頭でわかっていても止められないほど強い欲求です。

減量中のボクサーのように強い意志があれば我慢はできるかと思いますが、自分のことを観察できる俯瞰の意識を育てることでそこまで苦労せずにコントロールができるようになります。

こう書いている私自身、かつては食欲のままに、お腹いっぱい食べていたので、その結果が内臓脂肪と脂肪肝でした。

食欲をコントロールできるようになることで、自然と体重は適正になります。
ヨーガに出会いセルフコントロールを覚えていなければ、きっと私は不摂生が祟って、病気になっていたと思います。

体が健康であることは、心の問題に取り組む前に必要な前提条件です。

その理由は不摂生が原因で病気になってしまったら、精神的なヨーガに取り組むのが難しくなってしまうからです。


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