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F1.2ならISO64 ss1/30で夜景撮影が出来る、Voigtlanderならね。

皆さんは「Voigtlander」という素晴らしいレンズブランドをご存知でしょうか?利便性だけでなく撮影体験にも重きを置くコシナのブランドです。
F1.2ならNikonの純正50mmが出ていますが、そんなお金はないです!MFとはいえ100000円を切るVoigtlanderはきっと写真が好きな貧乏学生の味方です。

ということで、今日紹介するレンズは
Voigtlander「NOKTON 40mm F1.2 Aspherical」
のZマウント版になります。通常の単焦点レンズがF1.8ほどであるのに対し、F1.2まで明るくできるという特徴のレンズです。

「NOCT」は夜という意味を持ち、フォクトレンダーのレンズで開放F値がF1.5よりも明るい(ダブルガウス型)レンズに「NOKTON」という名称が与えられています。

https://photo.yodobashi.com/sony/lens/nokton40_f12/

その名を冠する通り、このレンズは夜景撮影に向けて作られていると言っても過言ではありません。そんなNokton F1.2はおぼろげに灯る夜光を繊細に描写できます。タイトルの通り、F1.2ならば「シャッタースピード1/30 ISO64」で撮影することが出来てしまうのです。
もちろんボディ内手ぶれ補正ありきではありますが、それでもこの撮影設定はF1.2ならではの特徴だと思います。
そんなレンズで撮った夜景をご覧下さい。

作例

F1.3(なぜか間の数値が記録される)
自販機横の草木のディティールがすごい
F1.8まで絞った場合
私たちの見えない仕事に救われてます。
自販機の光源が好きです
ライブスルー

夜の撮影が楽しくなる!!

夜ってシャッタースピード遅くなりがちだしISO上げすぎてノイズエグくなる…そんなストレスや憂鬱な気持ちを解消するホームランレンズです。とにかく楽しい!!
作例に関してはLightroomで編集を加えていますが、ほぼ明るさは無理やり上げてはいません。拡大してみるとF1.2の開放では収差が気になりますが描写に関しては繊細なまま、F2まで絞ってしまえばこっちのもの。日中の明るい時間帯はF5.6でパキパキに描写できます。
とにかく絞りをいじるだけでカリカリとした音や質感を楽しめ、撮った写真を見てまた楽しめる、最高of最高レンズでした。ぜひ皆様も1本はド明るいレンズをお持ちになってはいかがでしょうか
Voigtlanderからは「NOKTON classic 40mm F1.4」がオススメになります。マウントアダプターが必要になりますが、コスパに優れた良レンズです。ぜひフォトグラファーの作例と共に検討ください。

最高の撮影体験と表現の幅を広げてくれるレンズに皆様も出会えることを願っております。ありがとうございました。

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