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子が1歳。私の妊娠出産の理想と現実 #031

先日、下の子が1歳になりました。

なんとなく1歳になったらnote始めようかな、と思ってましたが、フライングで開始してみたら、1歳までに約30記事を書けました。

なかなか納得がいく記事は書けませんが、書くのも訓練。なんとなく1歳になるのを待ってたら、この30回の訓練の機会も失われていただろうと思うと「思い立ったら先延ばしせずすぐ行動に移す」ことの大事さを実感せずにはいられません。

そんなわけで1歳になるまでの振り返りをしたいと思います。

誰の参考にもならなそうですが、弁護士の出産育児ってそこまで世の中に経験談が多いわけではないので、ひとつの事例を示せたらと思います。

妊娠〜出産に対する理想

自営業なので休むも休まないも自由なのですが、可能な限り休まずに仕事を続けたい、と思っていました。

というのも、仕事の中にはそれなりに精神的に重たいものもありますし、仕事に必要な思考には気力も体力も必要なので、一回休むと戻るのが大変になる可能性もあるだろうな、と予想されたからです。

もちろん、それが可能かどうかは不確実ですので、多少でも穴を開けそうな仕事の場合は、引き継ぎをしてもう1人の弁護士に担当を代わってもらったりはしました。

妊娠期〜出産までの現実

妊娠中は、健康に恵まれたおかげで、特に問題なく業務を行うことができました。

食べづわり的なものはありましたが、日常生活に支障がない範囲でしたので、問題なく業務は続けられました。その他にも目立ったトラブルはありませんでした。

ただ、さすがに予定日数日前くらいからはお休みしようかな、と思ってましたが、予想外に約2週間前に入院し、翌々日に出産。結局、産前休暇は全く取れませんでした。

産休育休「1日」

土曜日に入院して月曜日に出産。出産した日は仕事をしませんでしたが、パソコン持ち込みで入院し、翌日からは何もない時間帯は仕事していました。

退院してからは、お世話の合間を見て家でパソコンで仕事→約1ヶ月で子連れ出勤してお客さんとの面談も解禁→約2ヶ月で保育園に入園して本格的に仕事復帰、と段階的に仕事を増やしていきました。

なので、完全に休んだのは、出産した月曜日の1日でした。

家や子連れ出勤では、レンタルした電動ハイローチェア(たしかコンビのネムリラシリーズ)がとても役立ちました。上の子のときは実現しなかったセルフねんねを早い頃からしてくれたので、業務時間の捻出につながりました。

その後も大きなトラブルなく育ち、無事に1歳を迎えることができました。

乳児期に育児と仕事の両立が成り立つのは、奇跡に近いかも

こうして、私の「なるべく休まずに仕事を続けたい」という理想は現実のものになりました。本当にありがたい限りです。

これってめちゃくちゃ奇跡的に恵まれた状態だと思うのです。自分の健康、子の健康、保育園に入れるかどうか、家族の他に手伝ってくれる人がいるかどうか、仕事の状況が許すのか、仕事を代わってくれる人がいるのかどうか。などなど、たくさんの要素がなければ実現できません。ひとつでも崩れれば、かなり難易度が上がります。

ただし、これら要素の中で一番コントロール可能なのは「自分の健康」です。アラフォーにはなかなか難しい問題ですし、現状「できるだけ睡眠をとる」や「無自覚に無理をしない」(以下のnoteで書きました)くらいのことしかできていませんが、なるべく健康でいられるようにつとめています。

そういえば昔、10歳くらい上の同業者の先輩が「友達と会うと、20代後半は結婚の話、30代前半は子どもの話、30代後半は健康の話になる」と言っていました。

当時20代だった私は、健康の話の一体何が楽しいんだろう…と全く理解不能でしたが、今ならめちゃくちゃわかります。。



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