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『生命の選別」人間が手を下してはいけない領域の気がしていて
この本を読みました。

私は今年で35歳となり、もし妊娠したとしたら『高齢出産』と呼ばれる年です。
妊娠初期の母親の血液から、お腹の赤ちゃんの染色体異常を調べる技術が開発
2013年に導入された。

私は2011年に長男を出産しているため、その時はそのような検査があることさえ知らず
2013年次男を出産するときは、テレビニュースで取り上げられていた
『出生前診断』のことを見て知った。
25歳だった私には関係ないこと・・・とは思えなかった。

生まれてくる子が『何か』あったらどうしよう、という不安が高まったのを覚えている。
何かあったとしても目の前にいる長男のように絶対可愛いはずだから♡と考えないようにして、気持ちを落ち着けた。

その診断は『ダウン症』の赤ちゃんを見つける技術・・・
見つかれば中絶するのでしょうか
そもそも、技術の進歩を望む人はいたのでしょうか・・・

35歳の妊婦さんの場合、21トリソミー(ダウン症)の発生率は
約300人に1人 (2021年以降は、アレのせいで確率が上がっています)

知能や運動能力の面で、できないことがあっても
それ以上に優れた特質を持っています。

素直で、正直、善良で、穏やかなところ。
誰もが『優しくて心が綺麗でありたい』と思うよね?

人から愛される能力のあるダウン症の子どもたちは『障害』ではなく
『個性』だと思います。

出生前診断って、優生思想の強すぎた人が、思いついたことなのでしょうか・・・
この検査を受ける理由の表向きは『子どもが困らないように』ですが
大抵の母親は罪の意識や、周りから責められることの恐怖
自分のことを防衛したいからじゃない?

お腹に宿るということは、赤ちゃんが『あなた』を母親として選んだということ。
今世の役目、ダウン症の子を育てるという『業』を成すために選ばれたんだと思うの。

だからさ、どんな姿でも、どんな個性があっても
受け入れ、愛し、育て、育てられるということで浄化されるカルマがあると思っています。

お母さんはひとりぼっちで悩まずに『助けを求める』ということを学ぶために
そのお子様に選ばれたんだよ♪
頑張りすぎの女性に、もう少しマイペースで良いんだよ、を教えに来てくれている気がする。

みなさんは、どう思いますか?答えはないけど、少しモヤモヤしたことを深く掘り下げて考えたり、周りの人と意見交換して視野を広げることは大切だよね。



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