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療育って、子どもの生き方を見つけていくこと


療育ってなに?


療育って、良く
聞くけど
何をするのか、自分の子に必要なのか、
いまいちよく分からんくない?

症状を改善するもの?
できないことをトレーニングするもの?
障がいのある子が通うところ?

そんなイメージがあると思うんだけど、
実は、「療育とは○○」というような明確な定義って無くて、

その子にとって、ストレスを感じない"安心安全な環境"の中で、
子どもが日常生活を楽しく送れるように、必要な行動やマインドを、一緒に考えながら実践的に学んでいく。

つまり、
本人が好きなことや楽しいと思えることをしながら、"できた!いいじゃん、やったー!"と、自己肯定感を高めることと、
苦手なことには寄り添いながら、どうすればいいか一緒に工夫していくこと。

そしてそれを、親、専門医、学校の先生、支援者といった周りの大人たちと共有しながら、
日常生活の困難をできるだけ減らしていけるようにすることが、療育の目的なんよね。

だから、療育を受ければ障害や特性が治るとか、頑張って克服するとかいうものじゃなくて、

自分の個性を大事にしながら、【自分らしい生き方を見つけていくサポート】が療育なんじゃないかな、と私は考えてる🤔

療育はどこで受けられる?

で、療育ってどこで受けられるの?
という話なんだけど、
療育センターや、放課後等デイサービスがいわゆる「療育」を扱っているよ。

基本的にこれらを受けるためには、専門医の指示と、放課後等デイサービスなら、自治体が発行する受給者証が必要。
なので、まずは精神科や発達外来の医師に相談してみてという流れになるんよね。

心理検査や障害の診断の有無に関わらず受けられるので、気軽にというか、むしろ積極的に!話を進めてみてね。

親だけでは難しいところを、理解のある大人と積極的に関わることで、子どもも親も随分と楽になるよー!

普段の生活でもできること

もう少し「療育」を広く捉えて、
"子どもにとってストレスの少ない環境での、遊びや活動を通した学び"と考えると、

学校での通級教室もそうだし、
支援が整った環境であれば、学校での遊びや活動も療育になるし、

家庭でのお手伝いや、買い物、
休日の旅行やアクティビティなんかも、
感じること、考えること、学べることがたくさんあるんだよね。

要するに、
専門的な「療育」を受けることで、親以外の支援者を増やすことで、

子どもには、学校と家庭以外の居場所ができるし、
親には、親の負担を減らしたり、子どもの関わり方を具体的に学んだりもできるし、

さらにそれを、学校や日常生活の中でも活かしながら、子どもの成長や社会性を育むことにも繋げることができる。

で、最後に大事なことは"楽しみながらやる"っていうこと。

しんどいのに無理矢理やらせる必要はないから、
子どもや家族の負担にならない範囲で、これらを上手く利用していくといいよ👌

angie

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