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好きな音楽の話を手短に #2 自分だけの音楽の記憶のこと

好きなアルバムとか楽曲の話をしたいけど、いつも話が長くなってしまうのでなるべく手短に雑にしていきたい。なんでいつも長くなってしまうのだろう。私を構成するなんたらかんたらみたいなのがちょっと前に流行ったけど、そんな感じのセレクトでやっていくぞ。



Fall Out Boy 『Infinity On High』


2007年リリース。エモすぎて泣いちゃう。エモの教科書。世代丸出し。初期のキャッチーでエモーショナルな要素と、後期のダンサブルな要素のちょうど真ん中に立ったFOB史上ナンバーワンの傑作。名曲揃いのアルバムなので埋もれてしまっているけど"Don't You Know Who Think I Am?"は隠れた名曲。Patrickのエモボイスがサイコーすぎる。最近少しずつ原点回帰っぽくなってきたけどここには帰ってこない…いいけどね…。


Maroon5『Songs About Jane』


2002年リリース。1stアルバムにしてMaroon5の最高傑作、と思ってる。これさえ聴いていれば洋楽は大丈夫だった時代がある。このアルバムが出たおかげでCD屋のポップに描かれる「ポストジャミロクワイ」という表記は「ポストMaroon5」へと変わったらしい。知らんけど。

ロックとR&BとAORの良いところをぎゅっと煮詰めた最高のアルバム。まだマッチョじゃないAdamを見ると懐かしくて安心してしまう。日本でも車のCMに使われた"Sunday Morning"とかヒット曲が目立つけど、爽やかで切ない"Must Get Out"が一番好き。あとKanye West(現ye)のREMIXした"This Love"もサイコーに好き。これ一枚あれば休日のドライブも100点。"Sunday morning rain is falling"っていう歌い出し、なんて素敵なの。何年経っても日曜日に雨が降ってると口ずさんでしまうし聴きたくなるね。次の2ndアルバムまで5年も空いたけど、ずっと5年間このアルバムだけでやっていけるくらい無敵だった。



The Hives『Tyrannosaurus Hives』


2004年リリース。とてもバカみたいなタイトルである。なんだ「ティラノサウルスハイブス」って。デカくて強いやつタイトルにつけとけばカッケーと思ったのかな。バカだな。でもその通りなのが悔しい。とにかくデカくて強い。ギターのリフもボーカルも、バンドの演奏が全部前のめりで、スピーカーからこっちに飛び出してきそうなくらい。音楽3D。今でもバリバリ現役最強のガレージロックバンド。Måneskinが好きな人にも聴いてもらいたい感ある。疲れた時、鬱屈とした時に爆音で"Walk Idiot Walk"をバカなふりして聴けば脳のなにかしらの悪い成分が全て吹っ飛ぶ。


The Click Five『Greeting From Imrie House』


2005年リリースのアルバム。The Click Fiveはアメリカのティーンを中心に人気のあったアイドル的なポップロックバンドなのだけど、パワーポップ好きがこれを聴かずしてどうする!というほどにキャッチーなパワーポップメロディ全開。
それもそのはずFountains Of WayneのAdamがプロデュースで参加していて、"Just The Girl"はAdamの提供曲。馴染みやすいパワーコードとコーラスワークと全員お揃いのスーツ姿。1stアルバムをリリース後はボーカルの変更があり、方向性が少し変わってしまって2nd以降も悪くはなかったけどこの1stアルバムの輝きを個人的に更新することはなかった。小学生の頃どれだけ聴いたか!という話よ。








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