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陣内秀信による都市と人間を読んで
この本では町歩きからわかる都市の風景や、固有の都市文化などについて記載されています。
一章では地形と都市の関係について話しており、なかでも地形をうまく使った事例としてローマの「スペイン広場」が挙げられています。アーバンスケールの素晴らしい階段は立体的な都市の舞台となり、ここでは観光客が都市で起こる様々な出来事に目を向ける事ができるようです。
都市の発展を阻害するためではなく、逆に都市のイメージを高め独特の美しさを作る素材として上手く利用されています。
地形をうまく使ったデザインは、世界各地で必要とされており土地にとって固有性の高いものとして街に存在するのでしょう。
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