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メモアプリをリリースしたので推しポイントを聞いて欲しい

ごあいさつ

 はじめまして。まともな記事は初めて書きます。22年7月から個人でアプリ開発をしている、よこまろんです。前職はデータ分析屋です。今日は初めて本格的に作ってリリースしたメモアプリについて書きます。

褒め言葉というより共感が欲しい

 頑張ってリリースしたものの、インストール数は全然伸びません。1週間で100もないんじゃないかな。でもインストール数が少ないからモヤモヤしてるかというと、少し違います。今回は人生初めてのモノづくりということで、まずは自分が使いたいものを妥協せず作りきることを目的にしていました。なので一般ウケしないことは覚悟していました。

 とはいえね、、、もーちょっと反応あってもいいんじゃない?って思うわけです。

誰か一人でいいから、めっちゃイイ!って言ってほしい。親バカですけど、僕はこのメモアプリが世界で一番好きなんです。使いやすいから1ヶ月で900個メモしました。少しメモ疲れしてます(笑)。なので、ユーザーとして、これいいよね!って共感したいんです。好きな本や音楽をオススメするのと同じ感覚です。
 ということで、誰か一人でも共感してくれることを願って、推しポイントを語らせて頂きます。

スマホは最強のメモツール(当社比)

 まず前段のハードウェアの話ですが、ちょっとした思いつきのメモを取るにはスマホがぶっちぎりで最強だと思っています。理由は以下。
・いつも持ってる。散歩中でもトイレでも枕元にも。
片手で使える。電車で吊革持っててもメモできる。
・外でも目立たない。(ペン持つとガチ感が出て浮く)
・夜中に目が覚めた時でもメモできる。
さらに、デジタルならではの強みがあります。

イメージは大量のノートへの書き分け

 僕は紙とペンで書くのが好きです。でもメモにおいてはどうにもスマホ(デジタル)に勝てない部分はあります。ジャンル別に紙のノート5冊くらい分けてメモしてたんですが(日記/ライフログに近いかも)、「書き込み先のノート選ぶのめんどくさい。これ以上ノート増えるとほんと無理」「字が汚くて読めない」(それはお前が悪い)という問題がありました。

 ここはやはりデジタルが強いです。メモを書く時にジャンルごとにラベル(タグ)だけ付けておけば、後処理で検索・収集して見たいジャンルのノートを瞬時に作れます。さらに、ジャンルの細かさも調整できます。例えば「飲食店」ラベルで広く探すことも出来るし、「飲食店」x「ランチ」x「職場」など詳細な絞り込みも簡単です。夢のようじゃないですか。今でも考え事やその日のToDoは紙でやってますが、後から見返すメモはスマホ一択です。

なぜ自分でメモアプリを作ったか

自分のイメージ通りのものがなかったからです。ラベル(タグ)で分類できるメモアプリは沢山あります。ただ、ラベル管理が主役じゃないんですよ。脇役扱いなので、操作がめんどくさいんです(個人の感想です)。ラベル付けは別画面でやるとか、どのラベルが付いてるか詳細画面でしか見えないとか。
※自分はかなり怠惰でめんどくさがりなので、他の人はめんどうに思わないかもしれません。

イメージ通りの機能を実装

アプリストアの画像を載せて、特徴的な機能を紹介していきます。
※リンクは後段の【作ったアプリ「ラベルメモ」】内にあります。

メモにラベル付けるのがめちゃ楽

メモの作成/編集画面

画像の通りですが、テキスト入力と同じ画面にラベル一覧があり、1タップでラベルを付けられます。地味に強力なのが、ラベルの並び順は最近使った順で、よく使うものは上にくるので、探す手間が少ないです。
 ちなみに右上のハートで「いいね(お気に入り)」できます。自分の書いたメモに「いいね」するって、なんか良くないですか?これもラベルと同様に絞り込みに使えます。

ラベルでメモを探すのも楽

画面の下半分でラベル選択してメモを探す
ラベル「ツールバー」を含むメモを集めた結果

ラベルを探す画面は下半分だけを使い、結果を画面上部で見ながら変えられます(上図)。そして「ツールバー」というラベルで確定した結果が下図です。これは「ツールバー」というノートを開いた状態と扱っていて、この状態で新規メモを作成するとデフォルトで「ツールバー」のラベルが付与されます。そして一番右のホームアイコンで、ラベルによる絞り込みを解除できます。

でも物足りない

 上記の「ラベル付け」と「ラベルで探す」機能はサクサク使えてイメージ通りでしたが、実際使っていると別の課題を感じました。気づいたことをメモするだけで見返さないのは勿体無いという課題感が以前からあり、なんとなく過去のメモを振り返れるといいと思っていましたが、そのアクションを自分はやらなかったんですよね。「簡単にラベル選んで振り返れるのに、なんでやらないんだろう」と考えて気づいたのは、ラベル一覧だけ見せられても、なんとなくどれか押そうとはならないんです。どのラベルも平等で一つを選ぶきっかけがないので、指が止まってしまう。意思決定ってめんどくさい。

ランキング機能の追加

 そこで追加したのが、ランキングからラベルを選ぶ機能です。

メモ数の多いラベルのランキング

ラベルごとにメモ数が記載されていて、多い順に並んでいます。「一番多いのこれなんだ」とか「これは2個かぁ」という情報が少しあることで、なんとなく押すきっかけを作れたと思っています。
 さらに自慢なんですけど、このランキングは単一のラベルだけではなくて組み合わせにも対応してます。一つ選ぶと展開されて、一緒につけられているラベルのランキングが出てきます。(3つ以上ラベルが付いてればもう一段階展開されます)

「appストア」ラベルを選ぶと、一緒に付けられているラベルとメモ数が表示される

多分これが開発的には一番大変でした。でもラベルを使うなら複数の組み合わせに対応しないと意味がないと思っていたので、やるしかなかったです。1つだけだとフォルダ分けと変わらないので、勿体無いです。

ランダムジャンプ機能の追加

 より簡単に過去のメモを振り返るために、ランダム移動の機能を追加しました。これは単純で、サイコロのボタンを押すとランダムにスクロール移動して、どこかの日のメモが見れます。何も考えずになんとなく過去を振り返ることができる機能です。
 昔のメモをランダムでというアイデアは何かのアプリで見たので、自分のものではありません。ただこの機能で実現したかったイメージはありました。自分の過去のメモは、忘れてれば新鮮で、かつ、自分の興味関心のある事柄なので、朝のニュースを見るような感じで眺められたらいいなって思ったんですよね。新鮮で興味あるってニュース眺めるに近いやん?って。といっても実は、今のところ毎朝ランダムジャンプを使うことはしてないです(笑)。たまに暇な時に使ってます。良い機能だと思います。

作ったアプリ「ラベルメモ」

 リリースしているものはこちらです。

iOS版のみです。興味を持ってくれた方、是非使ってみてください。(Androidの方すみません。リンク先でスクリーンショットや説明文を見ることだけはできます、、、)

マネタイズについて

 課金の仕組みも入れてます。今回は「200メモまで無料、それ以上は1度だけ1ドル払ってね」という形です。こうした理由は下記です。
- 急ぎのメモが広告で邪魔されるのは嫌。広告は入れない。
- 完全無料もやらない、そんな聖人ではない。あと基本的にエンドユーザーからお金をもらう方が良いサービスになると思ってる。
-  サブスクではなく買い切り。サーバー使ってないからランニングコストはないし、ガンガンアップデートする予定はない為。
- なるべく多くの人に見て欲しい、使って欲しい。なので最低価格の1ドル。課金までは遠く、本当にハマらないとそこまでいかないと思う。
 お金のもらい方を自分で決めたいというのが個人開発を始めた理由の一つなので、少し語りました。

おわりに

 読んでくださった方、本当にありがとうございます。noteにアウトプットできたことで、少しスッキリしました。
 リリース後の結果については寂しさを感じますが、納得いくまで一人で作りきれたことは自信になりました。自分が世界一おいしいと思う料理は作れないけど、世界一好きなメモアプリは作れたので。そこそこ向いてる、少なくともちゃんとモノづくりが好きなんだな、と思えました。それでは。

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