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小学生向け 読書感想文 「なぜジョブスは、黒いタートルネックしか着なかったのか?」真の幸せを生きるためのマイルール28 その2※私の見解も含めて、小学生向けに分かりやすく紹介しています。

自分を映画(えいが)の主人公(しゅじんこう)として見る

ロック界(かい)のスーパースター、矢沢永吉さん。

彼にはこんな逸話(いつわ)があるだ。

地方(ちほう)でのコンサート前日(ぜんじつ)のこと。宿泊(しゅくはく)するホテルのスイートルームが用意(ようい)できていなかった。

スタッフ「すみません。スイートルームのはずが、手違(てちが)いでツインルームになってしまいました。」

矢沢永吉「部屋(へや)がないわけじゃないから俺はいいけど、ただYAZAWAがなんて言うかな?」

矢沢永吉、自分(じぶん)というキャラクターを楽(たの)しんでいるんだね。

矢沢さんはいつも自分とアーティストである「YAZAWA]を切り離(はな)して、客観視(きゃっかんし)しているんだ。

彼(かれ)は過去(かこ)に、だまされて35億円(おおくえん)もの借金(しゃっきん)を背負(せお)ったことがある。

しかも長く一緒(いっしょ)に仕事(しごと)をしてきた人に裏切(うらぎ)られて、もう気持ちがボロボロになってしまい、立ち直れないほどうちのめされたんだ。

毎日(まいにち)お酒(さけ)をのんで、もうダメだと落ち込みつづけ、真っ暗(まっくら)な暗闇(くらやみ)にいるような気持(きもち)だったと言っている。

だけど、一週間(いっしゅうかん)もそうやっていたら、あほらしくなってきて、ふと思ったんだ。

「これは映画(えいが)だと思えばいいや」と。

35億はYAZAWAに返せない金額(きんがく)ではない。お前ならやれる!

ここからは、YAZAWA、一歩(いっぽ)も引きさがらず、前へ前へと進(すす)み続(つづ)けたんだ。

大きなステージをバリバリこなし、歌い続けたんだよ。そして、なんと6年で35億円もの借金をすべて返してしまったんだ。

「僕は皆さんにも言いたいね。リストラされたって、借金を背負ったって、それは役(やく)だと思え。苦(くる)しいけど死んだら終わりだから、本気(ほんき)でその役を生き切れ。つまり、視点(してん)をかえれば、気持ちが切りかわるってことなんだ。」

今日はここまで。次は、「本屋(ほんや)でほこりをかぶっているような、古い教科書(きょうかしょ)を信(しん)じる」について説明(せつめい)していくね。

それではまた明日!

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