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客観性と希少性と前向きさ

4/6のpooloの講義テーマ

「最近心が動いた出来事とそのときの感情、ニーズ」

について補足というか上手くまとめられなかった、話せなかった内容を言語化。
(いろいろ重なって忙しいことを言い訳にだらだらしてたらめっちゃ時間すぎてた!!)

講義の際に書いた心が動いた出来事は

「好きなアーティストのライブに行ったこと」

ちょうど講義の前日に行ったので鮮明に記憶に残っていた。

その時の感情と満たされたニーズは

「うれしい、楽しい、悲しい、寂しい、感動、興奮」

「共鳴、成長、希少性、刺激」

それぞれについて深掘っていく。

「好きなアーティストのライブに行ったこと」

もう少し詳細に書くと
「日向坂46の斎藤京子の卒コンに行ったこと」
日向坂46とは乃木坂46を始めとするいわゆる坂道グループと呼ばれる女性アイドルグループの一つ。
そのうちの斎藤京子というメンバーの卒コン(卒業コンサート)に行ったという話。

この出来事(行動)について細分化していく。

・なぜライブに行くことで心が動くのか?そこで満たされるニーズとは?

ライブ全般に対して言えることだが、ライブに行くことで感じるのは「うれしい、楽しい、感動、興奮」といったプラスの感情。

うれしい:好きな曲を大音量で聴けるという非日常性。
→希少性というニーズ
楽しい:コール&レスポンスのようにアーティストとファンが協力してライブを盛り上げる。
→協力、繋がり、チーム力といったニーズ
感動:芸術センスが全くない自分にとっては楽器が弾ける、歌が歌える、というだけで尊敬の念を抱く。
→刺激というニーズ
興奮:普段あまりライブで演奏しない曲を聴ける。音源にはないアレンジを聴ける。
→希少性というニーズ

・悲しい、寂しいという負の感情はなぜか?

日本の女性アイドル特有?の卒業文化。
ある程度の年齢になるとグループを離れないといけない、というよく考えるとこのご時世にグレーな商売をやってる業界。

まぁ日本のアイドルはidol=偶像崇拝≒疑似恋愛的な面も持ってるから需要と供給の理論でいくと必然的にそうなるのだろうが。
(アイドルの恋愛沙汰がタブーなのもそれ)

とはいえそれを前向きに表現している「卒業」という言葉。
当然、卒コンでは卒業するメンバーにスポットライトが当たる。
卒コンというものに初めて参加した自分は、メンバーが欠けることへの悲しみや寂しさといった感情ではなく、あまりにも卒業するメンバーが中心にコンサートが進行することに驚いた。
一人の人間を中心に世界が回る。何万人という人々から注目を浴びる。こんなことは人生でまたとない機会であり、多くの人はそもそも経験するチャンスすらないだろう、と。
(人が一生のうちで周りから注目されて主役になれる場面は産まれたとき、結婚式、葬式の三つしかないと言われるぐらいだし)

もちろんそれは本人が今まで努力してきた結果だと思う。努力の証が明示されている光景に感動するとともに、「自分も努力しなければ」と襟を正す思いが芽生えた。
(成長と共鳴、刺激というニーズ)

一人の人間の努力の結晶を目の当たりにした感じ。
それが卒コンの感想。

・客観性というワード

講義ではここまで詳しくはないけど大体こんなことを喋った(気がする)。

それに対してメンバーからかけられたワードは客観性と前向きさ。

アイドルの推し活というのはその強い熱量(愛情)から、否定的に捉える人もいる。
(愛ほど歪んだ呪いはない、って五条先生も言ってるしね)

自分も以前はそうだった。だけど、だからこそ客観性というのは自分の中でも大事にしている。
アイドルに限らず趣味は熱量の差でざっくりと
ファン→オタク→信者という分類ができると思ってる。
(ファンとオタクの境目は曖昧)

ファン:対象のことが好き。ある程度情報を集めている。
オタク:対象のことがめっちゃ好き。新情報は欠かさずチェックしている。
信者:対象のことを全肯定。人生の全てを捧げている。

この中で自分が問題視してるのは信者。これは対象を好きすぎるあまり全肯定してしまい、周囲に対して攻撃的になりやすい。恋は盲目ってやつ。
そんな自分にはなりたくない、って想いから常に自分の立ち位置を確認し、何事にもオタクでいようと努めている。
それに社会において人はどうしても周りから評価されるし。周りにどう思われてるか、どう思われたいか、というのは社会で生きていくうえでは必須の考え方だと思う。
そればっかり考えてると生きにくいけど。この塩梅が難しい。

だから自分の生き方(考え方?)がちゃんと実践できてると思えて嬉しかった。

・前向きさという意外なワード

もともと日向坂にハマった理由が曲が好みだったから、というレアパターンの自分。
大体アイドルにハマる人ってかわいい(かっこいい)からってところから入るパターンが多いと思う。

だけど自分がハマった理由は、コロナ禍で暇だったときにYouTubeでいろんなアーティストのライブ映像を観てたうちの一つである「ってか」という曲。アップテンポな曲で激しいダンスにセンターの人が表情豊かだな、って思ったのが第一印象。
(この時は曲はもちろんメンバーの名前なんて一人も知らなかった)
自分は表情が変わりにくいのでなおさら興味がわいた。
そこで他の曲も聞いてみたらビビビッときた。秋元康の戦略上手いなーって思う点もあったけど。

そんなこんなで曲を中心に好きなのでいわゆる推しというような、自分にとっての絶対的なメンバーがいない。
曲が好き、グループ全体として好き(箱推し)なのでそのことを言うとpooloメンバーからは「前向きだね」って言われた。

今回卒業したメンバーはどちらかと言えば推し順位は上のほうだった。とはいえ自信を持って推しとは言えないな、って思ってたから
「好きなメンバーが卒業しても他にも魅力的なメンバーがいるから変わらずグループを押し続けられるのは前向きだね」って言われたのがびっくりした。

自分は治そうとは努力しているがどちらかというと根本はネガティブだと思っている。
だから前向きって言われたことが全く予想してなくてすごい意外だったしびっくりした。
自分の新たな一面に気づかされたし、そういう見方もあるのかってpooloの大事さを感じた。

こんな一連の出来事を通して自分の生き方が正しかったという認識と、新たな見方を発見できたのでアウトプット。


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