S・A・G・A・嵯峨

皆さんは「さが」と聞くと何を思い浮かべるだろうか。
自分はついついベースを担いだとんがり頭の芸人（シンガーソングライター？）を連想してしまう。
今回取り上げるのは九州の佐賀県ではなく、京都の嵯峨野野観光鉄道である。
タイトルも含めたしょうもないダジャレで幕を開けてしまった。これが悲しい性（さか）。

嵯峨野観光鉄道は、山陰本線が新線への切り替えに伴い、その旧線を観光路線に転用したもの。
旧山陰本線といえば、個人的には初代「電車でGO‼︎」の最初のステージとして印象深い。

保津峡の絶景。廃線になって失われることが惜しまれた理由がよく分かる。
特に紅葉の時期は美しい。おそらく見頃はこれからだろう。

観光線を走るトロッコ列車。窓のない車両からは風と一緒に景色が楽しめる。
のんびり走る車内に、はらはらと舞い落ちる木の葉。
そんな光景を想像した。