どれだけ大人は、教えたがりなんだか…
子どもの遊び場の活動を始める時にどんな場にしようかな⁇とあれこれ考えました。
その中でも、私が1番こだわったのは
「ノープログラム。大人が提供するプログラムはしない」ということでした。
10年前も子どもの体験不足が言われていて、〇〇体験教室という名のプログラムがたくさんありました。
遊び方も知らないからと言って昔遊びや鬼ごっこのやり方を大人が教えていました。
いつも、子どもは大人から与えられ、教えられるばかり…
そんな様子に違和感を感じていたので、ノープログラムの場を開いて、子ども自身が「何しようかな⁇」とやりたいことに想いを巡らせることや、「何もすることないや」と何もしないでボーッとすることを大切にしようと考えました。
私も教員を目指していたくらいですから、元々「教えたがり」です。意識していないとついつい教えたくなっちゃうので、「大人は何もしない、鍵を開けて、ただ居るだけ…」をかなり意識してきました。
そんな年月を10年も過ごしてきたら、何もしないことが当たり前になっているので、「教えたがりな大人」をキャッチするセンサーが鍛えられてきました。
何も教えることが悪いことと言っているのではなく、「教え過ぎている」ことが子どもの成長を邪魔していないかな⁇と思うのです。
「教える」を「支援する」に置き換えてみると「支援し過ぎている」現実もありますね。
子どものためを思うあまり「教えたがり」「支援したがり」な大人になっていないかな⁇
いつも自分の在り方をふりかえりながら、ただ居るだけを極めている日々です。
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