「文章を仕事にする」ということについて
「文章で給料が貰いたい」と転職して……
今の会社の在籍歴が、前職を超えました。
春くらいに爆裂に仕事を辞めたくなり、「ああ、自分は同じところに長いこと居られないタイプの無能なんだ.....」と悟りかけましたが、気のせいで良かったです。いや本当なのかもしれませんが、なんとか目を背け続けられています。
私は「なんでもいいからとにかく字を書いて給料が貰える生活がしたい」という、今思えば世の中を舐めまくっている考えのもと転職して今に至るのですが、じゃあ実際仕事で字を書いているのかといえば、朝から晩まで書いているような生活を送っているわけではありません。本当はそういうのがやりたいけども田舎にはねえよ。
もちろんコピーライティング(のおままごと)的な仕事をしている時もあるのですが、販促・企画やマーケティング・広告運用、外部や現場の人とのやりとりなど、考えて動いてみることのほうが圧倒的に多く(※特定避けで曖昧に書いています)、でもそんな仕事内容にあまり不満を感じていない自分がいます。給料にはめっちゃ不満あるけど。
私が本当にやりたかったことは文章を書くということというよりは、自分の考えを述べたりそれを元に実行出来る場所に身を置くことだったのかな、文章はその手段の一つにすぎなかったのかなとか思ったりして過ごしています。前職は言われたことを、おかしいとか思わずそのまま素直に実行出来ることが正義でしたからね。余計に鬱憤が溜まり文章が書けていたのかもしれません。
作文好きな広告主側が見るアフィリエイト、脳が破壊される
長々と自分語りしたところで、本題に移ります。
そんななか、最近アフィリエイト(広告主側)の運用を任せられるようになり、「俺も一応字書きだ、良い文章やコンテンツの見極めなら任せろ! あわよくば勉強させてもらうぜーーーー!!!」と提携を申し込んでくだったアフィリエイターさんたちのサイトを意気揚々と見ましたが、地獄すぎん..............................???????? リスペクトは...................???? 本当に文章を書くことが好きでやってるのか...................???? いや違う、お金を稼ぐために文章を書いてるだけにすぎないんだ....................。※アフィリエイト運用の仕組みの説明については割愛します。
地獄でしたね。いつもケッと思っている、検索上位にあがってくる「〇〇の口コミ調べてみました!」みたいなwordpress系アフィ〇〇サイトの偉大さに気付かされました。あの人たちはまともな文章を書いている、書く対象を自分なりに調べてちゃんと自分の言葉で書いている、ああいう人たちはごく僅かな存在、企業側(私たち)からすればかなりありがたい存在なんだということが分かりました。だからこそアフィ....サイトが根絶することはないでしょう。個人としてはやっぱ嫌ですけどね。
いやびっくりしますよ、申し込んでおきながらコンテンツ何も無い、なんかテンプレサイトでもあるんかってレベルで同じ構成の文章、明らかにその案件の企業のサイトから引っ張ってきたコピー文のコピペだけの投稿、案件の世界観ガン無視のコンテンツ作成・タグ荒らし、広告主側の印象を下げること間違いなしのスピ系・嘘くさいコンテンツ、露骨にアフィリエイトでお金を稼ぎたいことをアピールしたサイトトップ、読ませる気のない改行無しギチギチの文章......、泡吹きそうになりました。こちらに興味がないのは分かるけど、露骨すぎて笑う。もっと自分の文章を見つめようよ。(棚上げ乙)
もしこれ読んでる人で「アフィリエイトで副業したいけど、自分が申し込んでもアクセス数もないし相手にしてくれないのかな.....」とか悩んでる人がいたら、もうそうやって悩んでるような姿勢があるだけで、かなりありがたい存在だと思いますよ。自分の言葉や力で一生懸命コンテンツを作っている人なら、自分のコンテンツとその商品やサービスとの親和性さえあればきっと提携承認してくれるはずですよ。収益になるかは別として。
こちらとしてもまだ知名度の低い商品、本当はそういうところにもお願いして少しでも人の目に入る機会を増やすべきなんでしょうけど、雰囲気を大事にしてる商品なのでそう簡単に何でもかんでも提携して変なサイトに露出させるわけにも行かないし.....という葛藤を抱えています。一回お断りしてもその翌日に、特に改善することもなくまた申し込んでくるあたりも凄いメンタルだし。お断りされた理由考えた????
文章を仕事に出来る器
っていうか、アフィリエイトの大半がこれなら私も参入すればなかなかいい線いけるのでは......?とか思ったのですが、プライベートで自分の気持ちに嘘ついたり、思ってもないことを全力で書くなんて私には出来ませんね。だから私はだめなんだ。
嘘くさい文章を毎日書ける、アクセスを稼ぐため強い言葉で過激な文章を書ける、それを恥ずかしいと思わない......、「なんでもいいからとにかく文章を仕事にする」っていうことはそういうことなんでしょうね。
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