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私が整体学校をはじめるわけ~生き残り術を教える~

いよいよ来週から<あかつき>の面接が始まる。準備も遅々とだが進めながらいろいろなことを考える。なぜ整体学校など始めようと思ったのだろう。そんなことも考える。

これは整体業界に限らないことだろうが、とにかく今の日本のおかしさは「教育産業」があることだろう。教育はあっていい。産業もあっていい。でも教育産業はおかしくないだろうか。そう思う私がおかしいのだろうか。

学習塾は何のために頑張っている?生徒のため?経営のため?私立高校は?子供向けスポーツクラブは?専門学校は?

整体学校は生徒のために頑張っている、、、とは私には思えない。もし本気でそうなら、これだけ卒業生が苦しい経営をしているのに、廃業しているのに、平然と何も改めず経営を続けられるはずがない。

こういうことを言うのは今の時代に流行らないのは知っている。でも私はおかしいと思う。

ずっと苦しんでいる整体師仲間たちを見てきて、もちろん彼ら自身の取り組み方や考え方にも問題がないわけではないが、やはり整体学校がおかしいと思う。しょせん教育産業なんだと思う。

この現状をどう変えるか。どう変えられるか。いろいろな人の人生をながめ、話を聴きながら考えてきて、結局これしかないという結論に達した。

それは「誰かが生き残り術を教えなくてはならない」ということだ。人は生きていかなくてはならない。生きていくためには稼がなくてはならない。長く稼ぎ続けるためには、ちゃんと仕事で結果を出し続けなくてはならない。そのためには本当の学びと努力を重ねなくてはならない。

この当たり前のことを教育産業は教えない。うわべのハウツーだけ教えて卒業させてしまう。そして多くの卒業生が不幸になっている。

いろいろと私も理想はある。皆をゴッドハンドくらいまで育て上げたいと思う。ものすごいゴッドハンド集団をつくりたいと思う。ずっと思っている。

しかしまず、生き残りができないと話にならない。
そんなに難しくない。10人整体師を集めた中で1番になればきっと生き残れる。それならほとんどの人に可能性がある。半年でも1年でも私のノウハウを直伝すればきっと達成できるだろう。

多分多くの人に私のメッセージは刺さらないだろう。人と同じ道を歩めば安全と思っている人には刺さらないだろう。それもまた人生だろう。
しかし中には目が覚める思いがした人もいるだろう。ずっとそういう学校を探していた、という人もいるだろう。そういう人くらいはせめて生き残らせたい。そんな出会いもまた人生だと思うから<あかつき>を始めようと思う。

三宅弘晃

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