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よびし通信

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これまで発行しているよびし通信をまとめてご覧になれます。 よびし通信は、2019年から発行しています。よびし通信no.1~15は、写真とイラスト、イベント告知がメインのチラシで… もっと読む
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#YOBISHI

よびし通信no.29

多賀のお母さんから学ぶ食の知恵と技【赤かぶらの切り漬けは冬の常備菜】 三十数年前にお姑さんから聞いて習ったという「赤かぶらの切り漬け」を教えてもらいました。年に一 度の恒例手仕事。毎年、百個超えの赤かぶらの下ごしらえを一日仕事でされてきたそうです。「切り漬けの ええとこは、作ってすぐ食べられること。」しばらく 漬けて乳酸菌発酵したのも美味しいです。 滋賀県の伝統野菜「万木かぶ」 は、赤かぶらで葉の軸が白い品種、 アブラナ科は交雑しやすく、その土地ならではの種が発達したよう

よびし通信no.21

【よびし通信no.21】4月・5月号 【文化庁「100年フード宣言」認定!】 令和4年3月3日、「よびしの食」が 文化庁「食文化あふれる国・日本・「100年フード宣言」・伝統の100年フード部門 江戸時代から続く郷土料理」に認定されました! 全国から応募212件中 131件の認定、滋賀県は一件のみでした。 「世代を超えて受け継がれ、長く地域で愛されてきたもの、地域関係者や地方自治体が100年続く食文化として継承することを宣言する」ものです。 多賀のお母さん

よびし通信no.20

よびし通信no.16

よびし通信 はじめます YOBISHIプロジェクト 滋賀県多賀町で、「たがの たべるを つなぐ」をコンセプトに官民協働で活動しています。「よびし通信no.15」まではイベント告知のみでしたが、今号から多賀の伝えたい食文化を少しずつ発信します。「よびし」とは、親戚やご近所さんを招き(よび)おもてなしをする意味の方言です。  継承が危ぶまれる地域の祭りや郷土料理など、幅広く保護することを目的とした改正文化財保護法が、令和3年4月16日の参議院本会議で、全会一致で成立しまし

『多賀の 食べるを つなぐ』本が出来ました!

こんばん なにつくる? 目次 01 多賀の食を知る 02 よびしの伝統料理 03 伝えたいおやつ 04 多賀のやさい 05 多賀のお米 06 お味噌 07 YOBISHIプロジェクトの活動 〈制作〉 YOBISHIプロジェクト/多賀町立文化財センター/grow rice project 〈監修〉 堀田 裕介 「YOBISHI(よびし)」とは 滋賀県多賀町付近の方言です。 お正月や法事などの時に、 親戚やご近所さんをお招きする 「寄り合い」の事を 「よびし」と言います。