【よびし通信no.26】こわとだんご
だんないおきばりやす
【こわとだんご】
「毎年12月28日は何があっても餅をつく。27日でも29日でもあかん。」 何やら代々引き継がれてきた。その日の台所は朝早くからお餅のいい香りに包まれる。子どもの頃は早く食べたくて、わくわくしながら出来上がるのを心待ちにしたものだ。そして着々と新年を迎える準備が整っていく。
白餅で、鏡餅やのし餅をこしらえた後、間髪入れずによもぎ入りのこわとだんご作りに取り掛かる。この二つのお餅はお正月にしかお目にかかれない。
こわは、もち米