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〘メインマガジン〙自由と開放を告げ知らせる【ヨベルの角笛】

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このマガジンはメインのマガジンとなります。 千載一遇の聖書研究サイトへようこそ! 心理を探求するあなたの訪問を心より歓迎します。 先入観を捨てて、聖書を素直に、廉直な思いで読ん…
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2023年9月の記事一覧

「最後の審判」に関する一般のデタラメ千万な解説を正す

この記事は《「万人救済」に関する聖書的根拠について》という記事の続編という位置づけになります。 《神は、すべての人々が救われて真理を知るようになることを望んでおられます。》1テモテ2:4 「望む」と訳されている原語は「セロ」という語で、聖書中の他の多くの箇所で「御心」とか「意志」などと訳されています。 神が望み、そうする意図をもっておられるのは、「すべての人が」単に「救われる」ことだけではありません。 すべての人が「真理を知るに至る」ことです。これは神のご意思なのです。

[ キリスト教 ] の [ 地獄の教理 ] の嘘/誤りを完璧に証明する聖句

ある質疑応答の形を採るサイトに、このような解説がありました。 では最初に、ここに参照されているローマ5:12を引用しておくことにしましょう。 《このようなわけで、一人の人によって罪が世に入り、罪によって死が入り込んだように、死はすべての人に及んだのです。すべての人が罪を犯したからです。》ローマ5:12 つまり、すべての人間が地獄にゆくのは、アダムに起因する「原罪」に基づくというのが、その根拠とされています。 では動物はどうなりますか。哺乳類、爬虫類、魚類、鳥類など。

[キリスト教]の[魂]に関する教理の間違いを徹底的に論破する

あなたにとっての「魂」とはどんなイメージですか。 まず、一般によく見られる「たましい」に関する解説を数例挙げてみることにしましょう。 改めて、再度お尋ねします。あなたにとっての「魂」とはどんなイメージですか。 今冒頭に引用した解説とほぼ同じですか。 では次に挙げる「神のみ言葉」が実際に述べるところからすれば、それは今一度確認してみる必要がありそうです。 上に引用したヤコブ 2章26節などは、解釈の違いでもない、ただの嘘です。 この聖句の「たましい」と訳している語は「

「永遠の破滅という刑罰」などの訳はみな誤訳であるという聖書的根拠

《主イエスは、燃え盛る火の中を来られます。そして神を認めない者や、わたしたちの主イエスの福音に聞き従わない者に、罰をお与えになります。》2テサロニケ 1:8 この記事では主に【2テサロニケ 1:8,9】の聖句を中心に扱います。 ここで「罰を与える」と訳されている語は「ギ語:エクディケシス」です。この語をそのような断定的な語に訳すことが不適切であるという幾つかの聖書的根拠をあげてみましょう。 《まして神は、昼も夜も叫び求めている選ばれた人たちのために【裁き】(エクディケシス

遺伝子の設計から神の実体を探る 第四章

■第四章 子なる神と人との関係 聖書中の様々な箇所で言及されていることから明らかなように、キリストとして住まれた元の存在、つまり「独り子、言葉、ロゴス」は私たち人間の創造に与ったのですから「神」と呼ばれる正当な方であることは明白です。 これまでに、神とみ子との関係、そして両者と人問男女の関係について考えてきました。 最終章として、み子と人間との関係についてさらに考察を深めたいと思います。 ここで、これまでの四つの記事の中で述べてきた要素がすべて合体することになります。

遺伝子の設計から神の実体を探る 第三章

■第三章  み父とみ子の関係 まず初めに次の聖句を考慮しましょう。 《私たちには、父なる唯一の神がおられるだけで、すべてのものはこの神から出ており、私たちちもこの神のために存在しているのです。また、唯一の主なるイエス・キリストがおられるだけで、すべてのものはこの主によって存在し、私たちもこの主によって存在するのです。》(コリントⅠ 8:6) 多くの神や、多くの主があるが、「父なる唯一の神」と、「唯一の主なるイエス・キリスト」すなわち、神も主もそれぞれ「一人づつ」しかいな

遺伝子の設計から神の実体を探る 第二章

■第二章 み父とみ子、及び人間男女の関係について 人は創造された後、存続つまり永遠の生命が保証されるための条件が神から与えられました。 しかし、そのルールに即せず、罪に陥った人間は、ある一定期間だけ、その存在を許されましたが、永続的な存続の権利を喪失しました。 キリストの贖いはまさにその人間の存続の権利の修復のために払われたと言えます。 約束されたメシアが到来され、神(み父)に対する罪の贖いがなされたことにより、人類にはその祝福された「永続する生命」を得る道が開かれました

遺伝子の設計から神の実体を探る 第一章

■第一章 遺伝子による男女の違い 創世記の「人は神に似せて、神のかたちに造られた」という記述から、そうであるならば逆に、神は人に似ているはずと考えても良いわけで人の造りからルーツを探り神を辿ることがある程度できるはずという観点から、ルーツを辿るなら、注目すべきは「遺伝子」だろう、との発想に至り、詳しく調べて見ることにしました。 そして、興味深い結論を得ましたので、ここにまとめてみました。無論これは一つの試みであり、一つの可能性ですから、断定するつもりは毛頭ありませんが、興

イエス・キリストが神であってはならない聖書的根拠

※(この記事は《「インマヌエル」の預言に関する真実》と題する記事に追記した部分だけを取り出して一部アレンジして単独に一つの記事にしたものです。) ■ イエス・キリストは「人間であり、同時に神でもあった」というのは本当ですか? イエス・キリストが神であるなどとは聖書中のどこにも記されておりません。 ※(開口一番のこの言葉に異論を持たれる方もおられるかも知れませんので、巻末にこう断言している証拠を載せておくことにします) ヨハネが「神」であるとしたのは、天での「言葉(ロゴス

三位一体の間違いを証明する決定的な聖書的根拠

なぜ、み父とみ子が一体(ひとり)であってはならないのか。 それはキリストが「契約の仲介者」だからです。 《しかし、今、わたしたちの大祭司は、それよりはるかに優れた務めを得ておられます。更にまさった約束に基づいて制定された、更にまさった契約の仲介者になられたからです。》ヘブライ8:6 《こういうわけで、キリストは新しい契約の仲介者です。それは、初めの契約のときの違反を贖うための死が実現したので、召された者たちが永遠の資産の約束を受けることができるためなのです。》ヘブライ9: