にじさんじオタクの独り言
今回は、にじさんじ全体に対して、思っていることを話してみたいと思う。
前回は剣持のことを書いたので、それも読んでくれたら嬉しい。
なんか、最近のにじさんじはどんどんアイドル化しているけれど、前は
まとまりのないおもろい人たち
って感じだった。
例をあげるなら、脳死建築で有名なseedsのマイクラ配信だろう。ずっと皆でしょうもないことを話し、しょうもないことで喧嘩し、しょうもないことで笑っている配信。「お茶を飲みまぁぁす」の伝説の文言が生まれた配信とでも言えば伝わるだろうか。
(ほんと、アズマを失ったのは悔しい。アズマがにじさんじにいる頃に、リアルタイムでアズマを観測出来なかったのはもっと悔しい。)
今私が所属している部活もそうなのだが、些細なことで笑い合える関係というのは、めちゃくちゃに貴重だ。ちょっと思いついた面白いことを、共有して、馬鹿だなあ笑、と笑い合っている空間。大好きな空間。
そういう空間が、にじさんじには広がっていた。ゲームが好き、だとか、面白いことをしたい、だとかいう共通点で集まった、統一性なんて1ミリたりともないような人たちが、長い時間を共に過ごすことで、どんどん仲良くなっていく。生産性のあることなんてなにも言わなくたって、彼らの間はそれでよかった。
そんな関係性に強く憧れながら、そして軽く諦めながら、だからこそ、彼等の会話を側から聞いて、安心していた。私じゃなくても、こんな平和な関係性が必ず私の生きる世界にあるんだと信じられることは、私の慰めになった。
部活でもそういう関係性はある。私のいちばん仲の良い同期と、一個上の現主将の関係。もう信じられないくらい仲が良くて、私が一生かけたって、こんな関係生み出せないんだろうし、こういう関係性の構築の仕方を私は知らないと思う。
同じ学部でもそう。これ読んでくれているかもしれないけれど、2人が話しているだけで、そのまま周りも楽しくなってしまうような、そんな会話。関係性。
常々思う、私が男の子であったなら、あるいは、と。勿論、女の子同士だって、そういう関係性は生まれる。さんばかとかそういう感じ。あと、にじさんじは関係ないけど、平成フラミンゴの2人の関係性も本当に素敵だと思う。けど、私が望むのは男性ありきのあの空気感なのだ。ないものねだり、といえばそこまでだけれど。
どうしようもなく自分が矮小に見えた時、彼らの切り抜きを見て、酷く慰められた思い出がある。自分の矮小さ故に、この小さな笑いがわかるような気がするのだ。いや、最早、そんな頭さえ使わなくても、私を笑顔にする能力を彼らは持っていた。
いちばんスッと思いつくのは、やっぱりフレンかな。というか、フレンとやしきずの爆弾解除のやつ。もう有名すぎて、にじさんじ好きならそれこそ「義務教育」レベルだろう。この動画。
あとフレンといえば、全くおんなじこと2回3回いう動画。自分の謎解き配信の切り抜きを同時視聴しているのに、何度でも同じことを疑問に思うフレン。何度でも初心にかえれるな。好奇心が尽きないって最高だよフレン。まじでやべえ女すぎる。大好きだ。
なんか、だんだん私の好きな切り抜き紹介ブログになってきた気がする。
違うんだよ本題は!!ちがうぞ〜
好きな切り抜き紹介動画は、万が一リクエストがあれば、投稿しようかなぁ
笑い以外に私がにじさんじからもらったのは、大好きな仲間が夢を叶える喜び、みたいなものだった。
みんなそれぞれ、なにかしらの夢を持って、ライバーをしている。それが大規模でも小規模でも、彼らが思い描く理想に、彼らが一歩近づいた瞬間というのは、本人らと同じように私も嬉しかった。
私にとって彼等は、友達というには遠い「仲間」だった。本名も年齢もそういうその人の属性は何も知らないけれど、好きなものも、笑いのツボも、友達も、彼らの輪郭を私は知っていて、その視界の先を共に見ている気がしていた。
だから、その夢が大なり小なり叶うのは、彼らが好きなひとやものとあいまみえたり、好きな歌を歌ったり、大きな舞台に立ったり、勝ちたい試合で優勝したりするのは、私までその夢が、叶ったかのように錯覚するのだ。
何より、好きな人たちの嬉しそうな顔や声が、私はどうしようもなく嬉しかった。
駆け出しのアイドルとかを応援する気持ちってこれに近いんだろうか。私はアイドルを熱烈に好きになったことはないけど、武道館でのライブを叶えた推しを見た時のファンはこんな気持ちなのかもしれない。
それでいうと、最近のにじさんじは、アイドルだよなぁと思う。
養成所が出来るよりちょっと前から、グループで売るようになった。セレ女とかもグループで売り出しはしたけれど、デビュー曲をグループで出す、とかそういうこと始めたのはラナンキュラスが最初なんじゃないかな。(ちなみに、ラナキュラのデビュー曲のDONBURA KONBURA SPEAKERS めちゃくちゃいいよ)
古参ぶり厄介オタクの戯言すぎるけれど、
売れてないにじさんじ
が私はちょっと好きだった。
みんな、きっと裏で苦しみながら、売れる方法がわからず色んなことに手を出して挑戦して変なことして。それなのに、私たちの前で何も考えてないみたいに馬鹿やってる彼らが私は好きだった。意味もなく、企画もなく、ただ集まって、喋ってゲームしている彼らが好きだった。きっとそれだけでは売れないのだろう、けれど。
にじさんじ、大きくなってほしい。あれだけ魅力的な人が沢山いるんだ。報われて欲しい。けれど、アイドルにならないで。お願い、遠くに行かないで。
ずっと、私の仲間でいて欲しい。ただの憧れにならないで欲しい。
あなたたちのの会話を隣で聞いて、ずっと、笑っていたい。立派にならないでいいから、仲間でいて。そう思っている。
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