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後輩に会う

昨日は、とっても嬉しかったので、日記を。

久しぶりに地元に帰ってきて、小学校の友達やら、中高の友達やらと会っている。
で、昨日、部活の後輩と会ってきた。

私が浪人していたし、後輩も浪人してて、しかもコロナがあったから、実に3年ぶりの再会だった。

後輩ちゃんは、私の中高時代の部活の中の、数少ない「思い出したい」記憶によく現れる子で、きらきら輝く私の同期を差し置いて、何故か私をずっと慕ってくれた子だった。

曰く、私の顔が好きになるきっかけだったらしい。特段可愛い顔とかではないけど、ほんとうにこの顔に生まれて良かった、と思う。これに関してだけは、親に感謝しかない。

先輩をエスコートします!!笑
とすごく気合いを入れてくれていて、じゃあ甘えてお任せしようかなと思っていた。本当は、待ち合わせ1時間前に先にコース回って下見しようと思ってくれていたらしい。私が早く着きすぎて出来なかったらしいけど、頑張り屋さんな感じが変わらなくて、何とも言えない懐かしさがあった。

元々すごく小柄な子だったのだけど、全く伸びなかったらしく相変わらず小さかった。150センチぎりぎりなんだって。私が厚底のサンダルを履いていたから、15センチくらい身長差が生まれてて、いつも見上げることの方が多いからとても新鮮だった。

素敵なお店を予約してくれていて、一緒にシェアしよーって言って、ピザとお肉を分けて食べて、今の話も昔の話もした。浪人お疲れ様と合格おめでとうのプレゼントも渡した。すごく喜んでくれたから、悩んでよかった。

お会計しよーとなって、後輩ちゃんがどうやってするのか聞いてきます!と言うので待っていたら、花火つきのデザートプレートがやってきた。

Hiiro Big Loveって書かれていた。準備してくれていたらしい。もう、嬉しくて嬉しくて、ちょっと泣いて、2人で食べた。

こんなこと、してもらうの初めてで、とっても嬉しくて、中高の私も、別に死んでいなかったんだと思って、私を見てくれて、好きでいてくれた人がいたんだと思って、そしてその気持ちが、これだけ長い時間持続し続けていたんだと思って、もう、どうしようもなく嬉しかった。

私もただ単純に、喜ばせたいと思ってくれる人が、こんなところにいたんだと、この人、私のこと好きなんだと、素直に感じられた。嘘じゃない、お世辞でも、下心でもなんでもなくて、純粋な好意と尊敬の念をひしひしと感じた。私は、ここに存在していいんだと思えた。

久しぶりに、こんなに嬉しかった。
こんな好意を、友人を、この貴重さを、ちゃんと思い出して、力にできるような人でありたいと思う。そして、この温かさをあの子に返してあげられるような、そんな先輩でありたいと思った。




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