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嗚咽

■2024年(両親81歳)

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父 入院10日目 続き(1)

15:19
点滴の表示 流量7ml/h 41ml積量

点滴(生理食塩液100ml)の針が腕から足に替わっていた。

喀痰ボトルには600mlの赤い液体。まだまだ喀血続いている様子。

しばらくして、かずちゃんが病院に到着。

1F受付に迎えに行って一緒に病棟に上がり、少し話してから父の元にご案内したんだったかな。

かずちゃん夫妻の面会中、デイルームで姉と待っていたのだが、割とすぐに面会時間15分も経たずにお二人は戻ってきた。

かずちゃんの目は真っ赤で、涙が浮かんでいた。

父の変わり果てた姿に愕然としたようで、「もう見てられなくて…」と嗚咽。

かずちゃんは父を前にし、どんな会話をしたのだろう。

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