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【GEO】完全ワイヤレスANCイヤホン買ってみた

はじめに

タイトル通り、GEOの完全ワイヤレスANC(Active Noise Canceling)イヤホンを買った。本記事では、内容物や使用感について私の所感述べる。

いきさつ

本題に入る前に、購入に至った経緯を語るんだなこれが。5/3までは以前の記事で紹介したイヤホン(以下「旧イヤホン」とする)を毎日のように使っていた。しかし、その日私の身にというか旧イヤホンの身に悲劇が起きた。

端的に言うと左イヤホンが欠損した。犯人は私だ。晴れて罪人つみんちゅとなってしまった。その日の朝は急いでおり、耳にフィットしていない状態で走り出した。そして彼女は左耳から零れた。その後、ローリンガールばりに転がり着水し、排水とともに流れていった。そのはず。イメージしやすいよう、事件現場の類似画像を図1に示す。

図1 事件現場の類似画像

流れたことに確信が持てないのは、着水時に一瞬体が硬直したが振り返らず走り出したからだ。2000円のイヤホンを1年弱使えたのだから十分だと思った。もう助けるつもりもなく、諦めもついていたのだ。

これにて、百日の説法屁一つ事件おしまい。旧イヤホンを失ったその日の夜、私は寂寥感を紛らわすため実家に帰省した。こうして、慣れ親しんだ地元のGEOへ足を踏み入れた。ウィーン

箱の外観・内容物

商品を特定しやすいよう、箱の外観を図2に示す。GEO公式の商品ページはココに仕込んどく。白黒赤の3色あるうちの黒のイヤホン(以下「新イヤホン」とする)を購入した。

図2 箱の外観

内容物は以下の通りである。画像を図3に示す。

  • イヤホン本体

  • 充電ケース

  • イヤーキャップ(S/M/L)

  • Type-Cケーブル

  • 取扱説明書(保証書)

図3 内容物(説明書は保証書在中)

イヤーキャップが3サイズあるのは、GEOイヤホンの慣習なのかもしれない。充電ケーブルが旧イヤホンがMicroUSBだったのに対し、新イヤホンはTypeCになっているのはたいにぃ嬉しい。

スペック

  • 音量設定
    イヤホン本体ではできない。

  • 再生/一時停止
    左右のイヤホンのうち、いずれかのタッチセンサーを2回タップすると一時停止/再生と切り替わる。タッチセンサーを図4に示す。

図4 タッチセンサー
  • 曲送り
    右イヤホンのタッチセンサーを3回タップすると、曲送りできる。

  • 曲戻り
    イヤホン本体ではできない。

  • 音声アシスタント
    左イヤホンを3回タップで、音声アシスタント(Siriなど)が立ち上がる。音声支持をせずに6秒経過すると元のモードに戻る。

  • ゲーミングモード
    左イヤホンを1.5秒長押しするとGame modeになり、同操作で解除できる。動画視聴の際に、映像と音声のズレが低減される。また、通信距離がデフォルトの10mより短くなる。

  • ANC
    右イヤホンを1.5秒押すと、ANC ON→外音取り込み→ANC OFF(デフォルトの状態)とループする。

  • イヤホン本体質量
    片耳5.0g

  • 防水性能
    防水規格はIPX5相当の仕様で、いかなる方向からの水の直接噴流によっても有害な影響を受けない。日本品質保証機構(JQA)が防水規格についてまとめたpdfを出しているので、気になる人はココから飛んでくんろ。

  • 連続音楽再生時間
    ANC ON:5時間
    ANC OFF:5.5時間

  • 充電時間
    充電ケース本体の充電時間:2時間
    充電ケースでの充電時間:2時間
    ※充電ケースが満充電の状態で、最大3回まで充電可能

    他にも商品仕様はあるが、多すぎて記載が面倒なため図5に説明書の商品仕様を示す。仕様は予告なく変更する場合があるので悪しからず。


図5 商品仕様

使用感

  1. 操作感
    あらゆる操作が、タッチセンサーでできることが私にとって新鮮だった。旧イヤホンのようにがっちりとボタンを押して操作する感覚がこびりついているため、初めは特にタッチ操作に違和感があった。

    イヤホンをチョンチョンってしなければならないので、落下を危惧してしまう。何度か使用するうちに親指で耳にイヤホンを押し付け、人差し指でチョンチョンすると安定することに気付き、それ以来不便なく使えている。

    旧イヤホンと比べると、ANCやゲーミングモードが追加されているが、音量調整や曲戻しができなくなってしまっている。曲送りを誤操作してしまうと、イヤホン本体だけでは曲戻りできないのは正直不便だが思うが、タッチ回数を間違えないように慎重に操作すればイイ!

  2. 音質・フィット感
    旧イヤホンよりも音質は若干だけど良くなっていると思う。フィット感もこっちのほうが良い。この項目に関して、明確な理由がない主観なのは許して。

  3. ANC関連
    ANC良い。会話や換気扇、車の音がしっかり聞こえない。音楽に集中できて無難に便利だ。

    外音取り込みはほとんど使っていない。おそらく運動時を想定している機能なんだろうけど、ジムとか行かないし不要とすら思う。イヤホン着用時の会話はそもそもしないですし。ちなみに外音がお風呂みたいな音質で聞こえる。

  4. ゲーミングモード(音ズレ)
    動画を見るときはPCで有線イヤホンを使うため、この機能は使っていない。試しに使ってみたが、デフォルトと大して変わってないような気がした。デフォルトでも音ズレは気にならない。音ゲーをやる方は気になるんじゃない、知らんけど。正直、この機能よりも音量調整や曲戻し機能が欲しい。

  5. マイク音質
    友人数人の協力のもと、PC内蔵マイクと新イヤホンのマイクの音質の差を聞いた。その結果
    「音質に大差はない」「全然聞き取れる」
    「何も気にならない」「電話感は増してる(こもってる)」とのことだった。急な電話に出るくらいなら問題はないだろう。人混みで環境音を拾うかどうかはしらん!



総評:わりといい

あとがき

このイヤホンより音質や操作性に優れる商品はいくらでもあるだろう。しかし、地元のGEOにはお世話になってるので長続きして欲しい。そのためにGEOにお金を落とすのだ。

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