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散歩と写真 18/? 多摩川散歩

春が近づいてきた、と何人の人が言っただろう。
そのぐらい暖かい午後だった。



普段のウィンドブレイカーではなく、パーカーで朝を散歩する。
高速の入り口のそばのマクドナルド。
たまに食べる朝マックはなぜに美味しいのか。
車の流れを眺めながらマフィンを食べる。


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再来月にCDを出すことが決まった。
リリースにイベントはつきものだ。
イベントは表現だ。1日のデザインだ。
そんなことを昔は思えなかった。机の上に積み上がるタスクを消化する感覚だった。

ふっと浮世から離れるような。
競争や焦りとは違った文脈で生きていたい。
来てくれた人が浮世からちょっと距離を取れる呼吸ができるような。
そんな1日を夢想する。

音楽や写真、飲食…様々な要素に自分のルーツを感じる。それらをうまくつなぎ合わせたイベントを(ひっそりと)やりたい。

ゆったりと考え事ができるのも春のおかげかもしれない。

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お昼は気になっていたカレー屋へ。

二種類のカレーに五種類の副菜。
味が混ざって飽きない。

その足で妻と散歩に。路地裏の光も心なしか春めいている。

団地にあたる光がやわらかい


路地を抜ける


楓?枯れ方も春の陽気で心なしか明るい。


歩道には梅。

春の陽気は気のせいじゃない。桜の季節までもう少し。
人の通りも普段より多い気がする。

梅と少年


そのまま多摩川沿いまで歩く。
さっき食べたばっかりなのに小腹が空く。贔屓のパン屋であんパンとお茶を買う。

土手に座ってほっと一息。

中洲遊び
こちら側とあちら側


風も緩やか。しばしぼーっとする。

蕾が時を待つ

太陽が雲に隠れた。すこしだけ肌寒くなる。
太陽は偉大だ。

光量を絞り草花にカメラを向ける。


乾いた綿毛


神秘的な造形

同じ2月のある日。冬の名残と春の訪れを感じる。


坂を上がって
雪の結晶みたいな枝
休日

春の光は色々な像を写してくれた。


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