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アラサー女2人が動物園へ行った話

こんばんは。葉です。

noteを頑張らなきゃと口にするのは簡単。
しかし実践が難しい。

難しいではない。やるのだ。と、
自分にいい聞かせることが苦手でもある。

そんな私の、先週末の出来事。

1人で動物園に来ている人が意外と多かった

学生時代の友達と上野動物園へ遊びに行った。

週末の動物園といえば、来園者の中心は家族連れ、観光客、カップルなど。
大抵複数人で楽しむ場所というイメージではないだろうか。
かくいう私もそう考える1人であり、だから友達を
誘って行ったのだ。

生き物が好きだし、お喋りしながら園内をたっぷり歩き回ることがこの日の楽しみでもあった。

動物の観察はもちろん、私はレジャー施設での人間観察も好きで、この日も普段通り人間観察を楽しんでいた。(動物たちは可愛かった!)

お散歩感覚でベンチにゆったり座って動物を眺めている人、カメラを持って真剣に動物を撮影している人、ドリンク片手にスマホをいじりながらもマイペースに観察している人。

動物園を1人で楽しんでいる人が、意外と多いのだ。
1人でいることを『寂しい時間』だと感じる人も多いようだが、私はそうではない。私にとっては『贅沢で羨ましい光景』に思えた。

しかし『意外』だと感じていた時点で、
動物園=誰かと来る場所だと私自身が認識していたことは認めよう。

この日は10年来の友人との動物園レジャーだったので、2人でたわいもない話をしながら動物を眺め、
よく歩き、楽しむことができた。

1人で楽しむことも、誰かと楽しむことも、
両方あっていいじゃないか。
楽しそうに過ごしている多くの人たちを観察することで、私自身がそう感じた。

「私さぁ、キリンが好きで。キリンのひなたくんの顔が好きなんだよね。推しなの!」

キリンゾーンに着いた際、唐突に友人がこう言ったのだ。

キリンの顔‥?推し‥?
動物ってそんな見方があるのか。

納得できたかというとそうではないのだけれど、
そんな風に見てみようとする今日の私、新たな人生の一歩を踏み出している気がする‥!
というように謎に自己肯定感を上げながら、キリンの顔を見比べてみたのだ。

友人の新たな趣味というか、嗜好というか…
一面を知った日でもあり、『誰かと一緒に来た』
からこそ楽しいと思えた1日でもあった。

次は1人で動物園に行ってみよう

キリンの顔が違うということのほかに、体格や柄の違い(模様の大きさや濃さも全く違っているので驚いた)にも注目しながら観察してみたことで、
また新たな動物園の楽しみ方を知ることができた。

推しを見つけるまでには至らなかったけれど、
ある動物の見た目や行動をじっくり観察するという楽しみ方を、今度は自分ひとりの感覚で楽しんでみてもいいかなと思えた日だった。

決して家族連れやカップルで来ていた人を否定する訳ではない。
誰かと一緒に楽しむ時間と同じくらい、動物園に1人で遊びにいくことも面白いのかもしれない、ということを伝えたかった。

この日見かけた
『1人で動物園に遊びに来ていた人たち』。
彼らは一体どんな楽しみ方をしていたのだろうと、想像が膨らんでいく。



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