見出し画像

【映画鑑賞】お盆が明けました②

前回に続いて、お盆休み中の出来事の振り返り。

『僕のヒーローアカデミアTHE MOVIE ユアネクスト』
夫と観に行ってきました。

私がヒロアカにハマったのは随分最近のことで、どうして10年前から追わなかったのだろうと後悔しながらアニメ・過去の映画を全て追ってきたところでした。

プライムビデオ様様です。すごい時代。

10年前といえばおおよそ大学2年生の頃で、同級生の友だちが物語に出てくる悪役『ヴィラン』のキャラクター:トガヒミコのコスプレをして楽しんでいる話をよく聞いていた。

アニメの理解もなければコスプレの知識も技術もない私でしたが、友だちのそれは再現度の高いクオリティーで、よくわからないけど上手だし、何より友だちが楽しそうに話すアニメとコスプレの話を聞くことが好きだった。

時は流れて2024年。
あの時すぐに観ていればよかったと後悔するほど、大人の私がハマってしまったのだ。いや、もしかすると今の私だからこそ、ヒロアカにハマることが出来たのかもしれない。あの頃ではなく「今」が「その時だった」のだと思えば、なんだか運命を感じて少しばかりロマンチックになるような?

さて、映画の感想を少しだけ。

〜『個性』と呼ばれる超能力を多くの人間が持ち合わせた世界の中で、能力を持たない『無個性』で生まれた主人公の出久(いずく)。通称デク。
個性を活かして世の中を悪の『ヴィラン』から救ってくれるプロの『ヒーロー』になるべく、デクはヒーロー養成学校『ヒーローアカデミア』への入学を目指すのだった。〜

というのがプロローグでして。
10年前に始まった物語は、先日完結を迎えました。多くの友だち、プロのヒーロー、悪者との出会いの中で、真のヒーローとは何か、どんな世界を作りたいのか、真剣に考え全力で向き合い成長していくデクが、私は大好きです。

今回の映画はアニメ(漫画)全体の最終段階のちょい手前の出来事、といった時系列のようで、完全オリジナルの物語でありながらも本編との繋がりを感じ楽しかったです。すっかりヒーローとしての在り方を自分なりに解釈して活動していたデクたち(学生なりに)ですが、どんなヒーローに憧れてここまできたのか、どんなことをこれから成し遂げたいか、自分の言葉で伝えながら悪に立ち向かう姿に、涙が出そうでした。

ヒーローを目指す少年の話というめちゃめちゃアニメの世界らしい設定で。
ただ、ヒーローとは?悪とは?人における強い・弱いとは?個性とは?
そんな大きな問いかけが物語の中に散りばめられているからこそ奥が深く、現実世界に対しても考えさせられる印象的なセリフも多いところから、人生そのものを考え直す人も多いのではないでしょうか。

最後に、ヒロアカにおける数々の名言の中から1番好きなものをシェアします。

『人は生まれながらにして平等ではない。それが僕の最初で最後の挫折だ』

ちょっと途中の言葉が抜けているのですがすみません。
最初に聞いた時から好きだった、主人公デクの一言。

人は生まれながらにして平等ではない。しかしその先はいかようにも変えていけるはず。ちょっと綺麗事止まりのようですが、家庭環境で悩んでいたり、他人と比べて苦しんでいる子どもと出会った時に、伝えてあげたい言葉の一つだなと勝手に思っています。

生まれながらに平等ではなかったことが最初で最後の挫折であれるよう、目の前にあるチャンスやきっかけやご縁を見つけて、自分を大切に生きて生きたいものですね。私自身にそう思います。

漫画やアニメが好きになったのは20代半ばなのですが、少しずつ人生のバイブルになったものなどもnoteでシェアしていけたらと思います。

この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?