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Ableton Push3 その脅威とコレからの作曲楽器の憧憬〜FL Studioの独自性〜

いやあ遂にpushのスタンドアローン型出ます! NIのJAM Mk2の理想系ですね

バッテリー駆動出来なそうなのが痛いけどほぼ完璧でしょう(あるそうです!けど2時間💦)

FL Studioはどう戦うか

どれだけmidiコンとしてのインテグレーションが進んでも
FL Studio の様な各機能を行き来しつつショートカットキーをガンガン使う様なDAWに特化したハードウェアが出ないのがFLを唯一無二にしてる

逆にAbleton liveはそれだけシンプルにセッションビューとアレンジメントビューの親和性が高いって事 だからPush3を実現できた

そのシンプルさあるいは洗練されたワークフローがAbleton  Liveの強さ
FLにはないものだ

しかしFLはそのシンプルさがないと言うよりより直感的なワークフローをDAWという箱に落とし込めていると言う事。
そのピアノロールやプレイリストそしてパターンの作り込みと様々な切り刻みからのオートメーションはFLにしか出せない直感性かと思います


DAWの煩わしさを無視する

それを可能にしていたのがMPCというシーケンス主体のワークフローにサンプラーな使い方が合わさったグルーブボックスな個体がDAW lessでは最も強いものの一つだった

それがPush3によって少し変わっていく

マシンライブ界隈はコイツで一悶着ありそうで
MPCとAbleton Live を外部音源なしにPushという形で完結して使うという心意気なら文句無し最強のサンプラーシーケンサーのグルーブボックス完全体マシーン

なのでDAWが一瞬でもよぎる人は楽器として使うかを考えたいところ

DAWをレコーダーとして捉えている人か作曲マシーンとして楽器的に使う人かでスタンドアローン機器は話が変わってくる

Maschine PlusもMPC Liveもとても良い機材だけど結局ワークフロー的にはDAWである Maschineソフトウェアを切り出しただけor現代 MPCをそのままに少しディスプレイ拡張しただけ
みたいな所があるけどPush3は毛色が違う気がします

Akai Forceだけはより先を言っていたけど、OSが少し機能不全だったり64パッドが活かしきれてないってのもあった。それにPolyend Trackerを見ればとてもDAW lessとして完成してるしElektron Octatrackなども強かった

コレらの機材を全部飲み込んでるのがPush3 と言っても過言じゃない


ラップトップを捨て楽器演奏に戻る

結局楽器演奏は原始的に最小単位で構成出来る と言うのが強み
しかし現代的様々なサウンドデザインをポリフォニックで同時に演奏すると言うことが出来ない

MIDIコントローラーがそれを助けてくれたがラップトップから離れられないのでその繋がっていないといけない煩わしさはジレンマだしコントローラーなのであって自在にソフトウェアを操るまでに至っていなかった

そこで完全にインテグレートしたコントローラーでもありグルーブボックスでもありつまり楽器なのがPush3なのだ


音楽の未来は明るい

楽器の進化は楽曲を進化させるし、演者をドライブさせる

聞いたことのないサウンドはワクワクし次の楽曲へ誘う

しかも現代的楽器は光るのだ(光は影も作れる)


Abletonは一手先を行った。自分としては作曲という点においてFLは外せないけどPush3を楽器と見ている。それが今後FLに与える影響も見て行きたい。これでAbleton Liveの古の悪い印象から一気に使う言い訳も出来た

こっから色々発展すると思うとワクワクドキドキしますね

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