RESASのデータを用いて広島県三原市の転入・転出状況を可視化してみた!
広島県は転出が多いらしい
こんな記事がありました
広島県全体で見ると、転出している人が多いみたいで、全国最多とのことです。なかなか厳しいですね。
自分でもチェックをしてみたい
実際にデータを見ながら、チェックをしてみたいと思います。今回はオープンデータを使わずに国のデータを可視化しているRESASのデータを使いたいと思います。
RESASとは?
内閣府と経済産業省が出している、国のビッグデータを可視化しているものです。RESASとは以下のもののようです。
まず広島県全体の概況を知る
転出についてみていくために、まず広島県全体の内容を確認しましょう。データのリンクもつけておきます。以下からデータを引用しています。
用語の説明:移動数と純移動数
以下の定義なので、移動数と純移動数には差が出ます。
地域ブロック別純移動数:広島県の人はどこに移動しているの?
RESASで見ると、確かに東京圏、四国への移動が多いようです。
年齢階級別純移動数:広島県の人は年齢別でどこに移動している?(純移動数なのでマイナスなら転出超過)
以下のように、特に20~34歳までの人たちで転出超過となっているようです。特に近年転出が加速しているように見えるのが、なかなか厳しいですね。
三原市はどうなのか?
RESASを使うと一部のデータは、市町村レベルまでドリルダウンすることができます。三原市のデータも見てみましょう。
年齢階級別純移動数:三原市の人は年齢別でどこに移動している?(純移動数なのでマイナスなら転出超過)
データを見てみると、
広島県と同じように転出超過の状況になっている
近年は幾分、純転出(転出-転入)は減ってきているようにみえる
結果として広島県全体と比べると、転出は抑えられている(特に広島県のように転出が加速していない)
と見えます。
まとめ
RESASのデータを使って、三原市と広島県全体の転出状況について見てみました。マクロとミクロの視点で得られる洞察も違うのが面白いですね。
三原市はこんな街です。