土をつくる人

地球の土壌をキレイにする人/生態系理論(エコロジカルセオリー)を伝えるお仕事/オーガニックな農家/リゾームアンドルーツ合同会社代表 ( https://www.rhizome-and-roots.com/company/ )

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野菜づくりに肥料はいらない!

このnoteをご覧頂きありがとうございます。 前回の自己紹介の記事では、生態系理論(エコロジカルセオリー)を構築する前の経緯について述べさせて頂きました。 今回は生態系理論における野菜づくりについて、かなり大雑把に説明させて頂きます。 【肥料って??】一般的に野菜を作るなら、必ずといって良いほど肥料を土に入れて栽培される方がほとんどです。 プロの農家さんも家庭菜園の方でも関係なく、何かを栽培するために肥料をどのくらい入れるか考えます。(施肥設計と呼ばれるもの) 「野菜

    • 野菜の栽培はココを押さえれば大丈夫!

      このnoteをご覧頂きありがとうございます。 前回の記事では、農業塾にてお話している【種のこと】について述べさせて頂きました。 今回はこれまた農業塾にてお話している「野菜の分類と栽培するためのポイント」について述べさせて頂きます。 【野菜の分類と〇〇科の相性】現在、私たちが一般的に食卓で食べることのある野菜には 様々な分類があり、それぞれに相性が存在します。 まず、大きく分けると野菜は人間が食べる可食部によって葉茎菜類、根菜類、果菜類の3つに分類されます。 葉や茎、

      • F1種って危険なの??

        このnoteをご覧頂きありがとうございます。 前回の記事では、弊社が掲げる【農と食の社会課題MAP】について 考えるきっかけのお話や社会課題の内容について述べさせて頂きました。 今回は弊社が農業塾にてお話をしている「種のこと」について述べさせて頂きます。 【F1種が危険といった勘違い】農業を始めたばかりの方やオーガニックにこだわる方、農業コンサルをされている方の中にも大きな勘違いをされていることがあります。 「F1種」は次世代の種ができないよう遺伝子組替をされている

        • 農と食の社会課題を考える

          このnoteをご覧頂きありがとうございます。 前回の記事では、ちまたにいろいろと存在する〇〇農法といった 農法の違いとその目的ついてに述べさせて頂きました。 今回は弊社が掲げる、 【農と食の社会課題MAP】の説明とその目的について述べさせて頂きます。 【社会課題のきっかけはピーマン】農業に携わるようになり11年になりますが、当時はまだまだ農業に興味を持つ人たちは多くなかったかのように思われます。 無肥料、無農薬での栽培方法や理論を構築する中で、 実のところバイオスティ

        • 固定された記事

        野菜づくりに肥料はいらない!

          慣行栽培?オーガニック?自然農?

          このnoteをご覧頂きありがとうございます。 前回の記事では、4つの課題を解決するために製造・販売している バイオスティミュラント(BS)の説明と弊社資材の紹介について述べさせて頂きました。 今回は農業をする上で耳にしたことのある様々な〇〇農法などの分類と 目的ごとに適した農法について述べていきたいと思います。 【慣行栽培と特別栽培と有機栽培】農業従事者だけでなく、野菜を購入する一般の方も慣行栽培や有機栽培は聞いたことがあると思います。 一般的に慣行栽培は、化成肥料や

          慣行栽培?オーガニック?自然農?

          オーガニックに必要な新技術

          このnoteをご覧頂きありがとうございます。 前回の記事では、大枠の理論で述べさせて頂いた4つの課題のうちの最後、 「有機物不足」について、【炭素】と【腐植】をキーワードに述べさせて頂きました。 今回は4つの課題を解決するために製造・販売している、 バイオスティミュラント(BS)の説明と弊社資材の紹介をさせて頂きます。 【BSは環境を整える技術】弊社リゾームアンドルーツが製造・販売している資材がありますが、 それは全てバイオスティミュラント資材であり、 有機JASで使用

          オーガニックに必要な新技術

          雑草は敵じゃない、雑草は最高の緑肥

          このnoteをご覧頂きありがとうございます。 前回の記事では、大枠の理論で述べさせて頂いた4つの課題のうちの1つ、 「ミネラルの流出」について、【水】と【動物】の関係性を主体に述べさせて頂きました。 今回は4つの課題のうちの4つめである「有機物不足」について、 【炭素】と【腐植】をキーワードに説明させて頂きます。 【雑草で野菜は育つ】農業において、炭素が非常に重要な役割を担っているのですが、 実際のところ農業指導においてN・P・Kやカルシウム(石灰)、マグネシウム(苦土

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          水を知ると栽培が変わる

          このnoteをご覧頂きありがとうございます。 前回の記事では、大枠の理論で述べさせて頂いた4つの課題のうちの1つ、 「微生物の死滅」について、【土】と【微生物】の関係性を主体に述べさせて頂きました。 今回は4つの課題のうちの3つめである「ミネラルの流出」について、 【水】と【動物】の関係性を交えて説明させて頂きます。 【水を中心に文明は発展してきた】【水】とは未だに全容が解明できていない不思議な液体といわれています。 分子構造や化学的な【水】のうんたらについてはここで説

          水を知ると栽培が変わる

          微生物が土をつくる

          このnoteをご覧頂きありがとうございます。 前回の記事では、大枠の理論で述べさせて頂いた4つの課題のうちの1つ、 「光合成の阻害」について、【光】と【植物】の関係性を主体に述べさせて頂きました。 今回は4つの課題のうちの2つめである「微生物の死滅」について、 【土】と【微生物】の関係性を交えて説明させて頂きます。 【土ってそもそも何?】誰もが触ったことがあり、誰もが知っているけど、 【土】って何?という質問に正確に答えられる人はどれだけいるでしょう。 実は【土】って

          微生物が土をつくる

          光合成で栽培は決まる

          このnoteをご覧頂きありがとうございます。 前回の記事では大枠の理論として、【生物生態系】と【環境生態系】という2つの生態系と農業における4つの課題について述べさせて頂きました。 今回は4つの課題のうちの1つである「光合成の阻害」について、 【光】と【植物】の関係性を交えて説明させて頂きます。 【光合成の仕組み】学生時代、化学で赤点をたたき出していた私にとって【光合成】とは、 「植物が二酸化炭素を吸い込み、酸素を吐き出すというとても良い行為。」 という認識でした。

          光合成で栽培は決まる

          生態系から考える栽培

          このnoteをご覧頂きありがとうございます。 前回の記事では、超大枠の理論として、肥料のことや森は肥料がなくても育つことについて述べさせて頂きました。 今回は生態系理論(エコロジカルセオリー)における2つの生態系、 【生物生態系】と【環境生態系】について簡単に説明させて頂きます。 【生態系】そもそも生態系って何?? ぼんやりとは理解しているけど、具体的にわからない。 おそらく、ほとんどの方が「生態系」という言葉に対してこんな認識だと思います。 学校の授業で生態系という

          生態系から考える栽培

          土をつくる人ってどんな人

          このnoteをご覧頂きありがとうございます。 農業に携わること11年。 バイオスティミュラントという農薬でも肥料でもない資材と出会い8年。 その製造や販売の会社を立ち上げてから3年。 これまでに学び、感じ、経験し、構築してきたことを綴っていきたいと思っています。 【Who?】・土をつくる人 ・リゾームアンドルーツ合同会社の代表 ・Baby Gardenというオーガニック農場の運営者 ・年間130品目以上を栽培してきた畑の人 ・生態系理論(エコロジカルセオリー)を構築してい

          土をつくる人ってどんな人