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Inventor / 駆動ユニット (16) LOD300 2次元組立図
前回はこちら、
2次元図面のまとめ
2次元図面をまとめていきます。
3次元モデルを作成中も、随時、2次元図面を更新しているので、以下のような図面が出来ています。この図面をもとにします。
![](https://assets.st-note.com/img/1640658453725-7gadMTqO3M.png?width=1200)
レイアウト
A1サイズに尺度1/2、図の様に正面図、平面図、右側面図、出力軸の断面図、背面図、アイソメ図(2か所)が配置されています。寸法と風船を書き入れる余裕があるようなので、このレイアウトで良とします。ただし、背面のアイソメ図は、出力軸の取り合いが分かる様、ベアリングブロックを断面表示にします。
![](https://assets.st-note.com/img/1640670331266-K7Mc8SC8X4.png?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1640670419036-2F5ueRJ83t.png)
寸法、注記
寸法・注記の追加、位置の調整を行います。寸法のスペースが足りない場合は、投影図のレイアウト調整を行います。
![](https://assets.st-note.com/img/1640671700853-m2MUfk4wCy.png)
![](https://assets.st-note.com/img/1640671743916-0I8Gd4Phqx.png)
![](https://assets.st-note.com/img/1640671775596-Vi50hDbjBg.png?width=1200)
歯車
歯車のピッチ円を表示します。平歯車のパーツモデルにピッチ円を示すスケッチを追加します。
![](https://assets.st-note.com/img/1640673074005-eq2Y65xHMK.png)
歯車の端面に新規スケッチを作成、穴と同心のスケッチ円を作成し、寸法をパラメータから選択します。平歯車コンポーネントジェネレータを使って設計をしているので、歯車のプロパティがパラメータに登録されています。これを利用します。
![](https://assets.st-note.com/img/1640673290225-wsSu6JNyNf.png?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1640673463471-IML5YDeFaB.png?width=1200)
風船とパーツリスト
風船とパーツリストを追加して完成です。
![](https://assets.st-note.com/img/1640674159658-Mbt9b9WVuf.png?width=1200)
設計途中での寸法修正は避けられませんが、トップダウン設計手法で派生コンポーネントを旨く使うと、修正を間違いなく(エラーを出さずに)行うことができます。
Autodesk Viewer
完成版のモデルはこちらから閲覧できます。
次は、この駆動ユニットをベースにして、流用設計をするときの方法について説明します。
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