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PAD / Problem Analysis Diagram

仕事でプログラムを書き始めたころに出会ったPADというプログラム開発技法について特集した雑誌。

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PADとは、

プログラムを書き始めた頃の言語には、GOTO文というのがあった。これはプログラム上の任意の位置(ラベルのあるところ)に無条件でジャンプするというもの。フローチャートもGOTOを使って表現していた。しかし、GOTOを使うとプログラムは一気に見づらくなる。いわゆるスパゲッティというやつだ。それが、GOTOを使わずにロジックを表すことができるのがPADだ。

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PADの良いところ

とにかく、ロジックを書きやすい。フローチャートと比べれば、書いた内容の可読性が全く違う。あまり意識しなくても構造化できる。(そもそもPADではGOTOが使えない)
あと、書いたPAD図がフローチャートより格好良く見えるのも好きだった。

そのうち、いきなりコードを入力するようになってPADを書かなくなったけど、スキルを上げられたのはPADのおかげだと思っている。

参考資料

同じ本は、ネットの古本でも見つからなかったが、PADで検索するといろいろあるので、それを参考にしたら良いと思う。PAD自体にそれほどルールはないので。
驚いたことに、PADを考案された二村良彦氏と川合敏雄氏の論文がネットから検索できた!

PAD (Problem Analysis Diagram)によるプログラムの設計および作成


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