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93日目 NPOとお金の問題

おはようございます。GW後半、いいお天気ですね!気分もすっきり。


NPOの活動はお金が必要

ここで何度か書いていますが、私はとあるNPOの能登地震のお手伝いをやっています。コンピューター関係に強いので、受付とかIT関連周りについて、リモートで。

なので、現地での活動状況とか、普通の人よりはだいぶわかっていて、本当にまだまだ手付かずの状態のところが多い。部屋の片づけから、屋根に押しつぶされた自動車を取り出すなど大掛かりなものまで、NPOではやってます。

そんな活動ですが、何をやるにもやっぱりお金は必要です。例えば、倒れた塀を取り除くために崩す必要があって、その工具とか。活動するときに着用するビブスとか。がれきを運ぶための軽トラのレンタカーとかそのガソリンとか。
逆に、活動する人の食事とかは、活動する人が自分で準備してもらっているのでNPOとしては費用はかかっていないものもあります。(出しているNPOもあるかもしれない)

なので、お金をNPO(Non-Profit Organization・非営利団体)とは言え、補助金だけでは賄えないので、自分たちで稼がないといけない。一番メジャーな稼ぎ方は、寄付金です。当然やってます。でももっと必要。

お金を稼ぐ方法を広げないといけない

そこで、今はTシャツを作ったりしてます。
でもNPO支援Tシャツとかなかなか買わないですよね。ましてや、「頑張れ能登!」みたいに書いてあるような。"私は能登に支援してます!"とアピールするような形になってしまって、たぶん日本人の文化に合わない。

だから別の何かの方法でもお金を稼がないといけない。

そういうときに、例えば
デザイナーの方がボランティアでTシャツをデザインしてくれたら買ってくれる人が増えて、NPOが潤って、間接的に能登の支援ができる。
例えば他のアイデアを時流を読んで考え出すマーケターがいたら、その結果NPOが潤って、間接的に能登の支援ができる。
私のようなIT関係の人だと、無料でできるサービスを組み合わせてTシャツを売る仕組みを作って、NPOが潤って、間接的に能登の支援ができる。

そうやって、たぶんいろんな稼ぎ方=支援の仕方ができると思うんですよね。
なので、自分のスキルだったらこんなことできるかもーということを考えて、NPOの活動に手を挙げてほしいなーと思っています。

お金についての考え方

ちなみに、昔から日本人は奥ゆかしくて、「もう!そんなに!お金のことを大きな声で言わないで・・・」という文化がありますね。実はNPOの中でもそう。だから活動してくれる方たちは、誰もお金のことを何も言わず、無料で交通費も自腹で動いてくれています。

なんかやっぱ違うと私は思います。そりゃ無料の方がいいけど、そういう人たちの方がモチベーションも高いのかもしれないけど、メリットデメリットを相殺するとお金がある関係の方がいいと思うんですよね。本当は。
(でも現実問題として、あまりないから出せないけど)

そこも含めて、ちゃんと儲けられるNPOが、サステナブル・持続可能な組織なんじゃないかなーと思います。だから行動できる人たちだけで集まってもよくなくて、マーケティングや戦略を考える人たちも含めた組織じゃないと。

うまくやっている組織もあるので、真似はしたいんですけど、お金に対する考え方が違うと、真似すら受け入れてもらえなかったり。NPOが金を稼いでどうする!ってなる。本当は必要なのに。

気持ちはわかるし自分が起こしたNPOでもないから難しい。

ではまた。

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