深夜の独り言 5
深夜の独り言5。5?!!?
ぽつぽつと書いていたら、5回目となっていました。気付けばnoteを始めてから3ヶ月近く経っているし、この間50投稿目のバッチを頂きました。何ということでしょう。
noteを始める前に書いてあったお話は20強。つまり、この3ヶ月弱で30程のお話を書いたということです。そんなことありますか。驚いて声も出ません。
お話をつくることは、最初は興味本位だったし、「こんなお話が書きたい!」と思ったときにしか書いていませんでした。もちろん今も単なる趣味の一つでしかないのですが、いつの間にか、「次はどんなお話にしよう」「使えそうなネタないかな」と自分から探すようになりました。
そのおかげか、最近は日常を注視したお話をよく書くようになりました。
お話を書くときは、まず何かしら、小さな景色を一つ、思い浮かべます。例えば夕方の空、例えば電車のドアの横にある窮屈な隅っこ、例えば帰り道の駅の階段の暗がり、例えばラインを送信する指。どれも、題材にしてお話にしたことがあります。
思い浮かべたら、その描写から始めます。だから、私が書くお話の書き出しは情景描写であることが多いのです。その場所、その人、その瞬間。お話の雰囲気と、舞台、登場人物が決まります。
実は、このときはどんなお話になるか、自分でもわかっていません。なんとなくいいなと思った情景を言葉で表しているだけなんです。計画性がないから、長編小説とかは書けた試しがないのですが。私には二千字くらいのショートショートがちょうどいいみたいです。
それから、内容を決めます。書き出しの雰囲気に合うように。その情景で起こる出来事、気持ちの変化、そんなものを想像して、何かしらの行動を起こさせたり、誰かに声をかけさせたりします。一つ目のアクションを起こした時点で、その後の展開は自然と浮かびます。
あとは、それを書くだけです。
今まで書いたお話は、珍しいもの、面白そうな景色があったときに書いていたけれど、しょっちゅうそんなものに出会えるわけではないので、書く頻度が上がった最近は、目を凝らして、日常の中の一つを切り取るようになったわけです。
起承転結の起と承が書ければ、その後はすいすい出てきます。書き出しも割と思いつきます。私の身の回りには、何気ないけれど、素敵な景色が溢れているからです。でも、その景色と結びつく物語を考えるのが、一番難しくて、楽しい作業なんです。私のメモ帳には、書き出しの描写だけ終わってアクションが起きるのを待っている題材がいくつもあります。
もちろん全てのお話をこの要領で書いているわけではなく、内容や思考からお話を書くこともあります。でもほとんどはこのように書いています。
あとは、些細な言葉で伏線を張ってみたりもしています。あとから、この言葉にはこういう意味があったんだよ、なんて、説明してみたくなってしまうのですが、本当は、読んでくださる方によって解釈が違ったりするのが面白いんですよね。全部説明してしまったら意味がないような気もします。
こういうふうに、切り取った日常から悲しいお話や怖いお話、切ないお話をよく書くのですが、幸せいっぱいのハッピーエンドを書くのは苦手です。大抵日常では、私は自然に平和に暮らしているのに。深夜の独り言4で書いたとおり、私は病んでいるときにばかりお話を書くし、それに、幸せな話はオチが難しいように思います。
幸せを表現する言葉が少ないのかもしれません。ありきたりな幸せを、物語として綴れるようになりたいと思う最近です。
noteを続けてこられて、以前よりもたくさんお話を書けるようになって、身近にある素敵な景色に気付けるようになって嬉しい、ということを書きたかったこの独り言さえも、どうまとめて良いかわからなくなってきました。
よく読んでくださる方がいて、スキやコメントを頂くこともあって、私は幸せ者だなと思います。いつもありがとうございます。私も、他の方々の投稿を見て、毎日楽しんでいます。noteって素敵ですね。
ほら、どうやって終わろう。うーん。
これからも、頑張って書きます!とか?でいいのか?うーん。
難しいよ!ハッピーエンド難しい!!私にはまだ無理そう!!!
眠れない夜に、
深夜の独り言。
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