深夜の独り言 29
最近また長編を書いていますが、これが、やっぱり難しい。いつも途中で放り投げてしまうんです。でも今回は、今のところ四万五千くらいまでノンストップで書いています。書き始めるまでにちゃんと構成を考えたのが良かったんだろうな。
書き終えられるかはわかりません。もし書き終えても、noteにはあげられないかもしれません。この主人公はあまりにも私自身に似ているから。それに、単純に長すぎる(笑)
すごくお気に入りの部分があるので、そこだけちら見せです。ストーリーの展開にはほとんど触れない部分です。
人間の暮らす夜の街は、きらきらした人工の明かりは、天然の夜空を奪っていてもなお、美しいと私は思います。美しいものには影が必ずあって、そこではきっと何かが犠牲になっているものだから。
だとしたら、ひとの明かりを奪った天然の夜空はきっと、もっと残酷で綺麗なんだろうと。涙が出るくらい。そう、想像します。
このお話には「いたずらごと」というタイトルをつける予定です。残酷な神さまのいたずらごと。完璧な世界で、仕組まれたみたいな、唯一の欠点。「いつか終わるものこそ美しい」という現実。
美しいものに思いを馳せると、綺麗な文が書けるような気がしています。思考の背景で星空がきらきらと光っています。目を開けていても浮かんでくる。できることなら、この世界にずっと浸っていたい。
四万を超えたのに、まだ、書きたいことの半分しか書けていません。プロローグ、エピローグを除いた本文を、六つの場面に分けました。まだ四つ目の書き始めです。先は長い。
このお話に夢中で、ショートショートが進みません。それで、なかなか投稿ができていません。
まだ飽きる気配がないので、しばらく更新が遅いかと思います。期末テストも近いし。読むほうもすぐに溜めてしまっています。わーん。
文章を書いている時間は、とても楽しいけれど。これもまた、ずっとそうしているわけにはいかないから、楽しいのかもしれませんね。
美しい夜の、
深夜の独り言。
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