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隣の人から見た私の芝生は青く見える

The grass us always greener on the other side of the fence.

これは英語ことわざの一つ。訳すと「隣の芝生は青く見える」となる。

だれもが一度は聞いたことがあるんじゃないかな。

「隣の人の芝生は自分の芝生よりも青くて見栄えが良い」っていう意味で、要するに「何でも他人のものはよく見えるもの」っていうこと。(参考:私の電子辞書)

あったな...。私も。あれ、今でもあったりするのかな。

小学生の頃、クラスに何でも持っている子がいた。新しい文房具、可愛いメゾピアノのお洋服にヘアゴム、カチューシャ、かわいいバッグ...。

それが羨ましくて、「私が○○ちゃんだったらな...」なんて思っていた時期があったなあ。

あとは身長。私は日本人女性の平均身長よりも10cmほどオーバーしている。でかい。

だからヒールは履けないし、洋服のサイズもなかなか合わない。

クラスのみんなと撮った集合写真で私だけ出っ張っていて、なんか「巨人」って感じに見えるのがすごい嫌だった。

中高生の時は156cmになりたいって思ってたな。


これが、隣の芝生が青く見えている例。要するにコンプレックスだと感じている部分に当たるんですかね。


でも、最近は自分のコンプレックスも認めらるようになってきた。

というのも、大学生になってから高身長を褒められる機会が圧倒的に増えたように感じている。

実際に足が長いかどうかは置いといて、「足長くてかっこいい!」「しっかりしてそう」「大人っぽい」「頼れそう」って言われることが多い。

あと「ピアノ弾けるのっていいよね」とか。自分が今まで頑張ってきたことに対して前向きな言葉をいただくことが多くなって。なんでだろう、お酒の力なのかな。社交辞令的な感じだったらちょっと恥ずかしいしショックだけど。笑

まあおいといて。

それってつまり、その人から見た私の芝生は青いってことだよなと思った。

そういう考え方が私の中に生まれてから、なんとなく生きやすくなったというか。

自分で自分を受け入れられるようになってきたように感じている。


「隣の人の芝生は青く見えるけれども、その人から見た私の芝生も青く見えてる」

そう思って生きていくのが、色々な情報で溢れすぎている現代には合っているんじゃないかなと思った。人と比べてるわけじゃないけれど。

そのほうが疲れないし、精神衛生良い。

おっしーまい!


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