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PL 34節 アーセナル vs レスター 試合結果
もったいないよー でも内容よかったよ○
勝ちきれなかったのは非常にもったいない試合となりました。
ここで勝利出来れば、一つ上のウルブスと勝ち点で並ぶ上に、ヨーロッパの切符も大きく近づきそうだったのですが、、。なんとも、もったいない結果になりました。でも、負けなかった事、勝ち点1を獲得できた事はポジティブな結果です!!
【Match summary】
A frustrating draw at Emirates Stadium.
— Arsenal (@Arsenal) July 7, 2020
🔴 1-1 🦊 (FT)#ARSLEI
【スカッド】
マルティネス
ムスタフィ(イエロー)
ダビド・ルイス
コラシナツ
ベジェリン
セバージョス → 80’トレイラ
ジャカ
ティアニー
サカ → 71’ウィロック
ラカゼット → 71’エンケティア (レッド)
オーバメヤン → 90’+3’メイトランド=ナイルズ
=ベンチ=
メイシー
ホールディング
ソクラテス
ネルソン
ぺぺ
【得点者】
アーセナル:21’アーセナル
レスター:84’ヴァーディ
【内容】
📖 The story of #ARSLEI...
— Arsenal (@Arsenal) July 7, 2020
⚽️: Aubameyang 21'
🔴: Nketiah 75'
⚽️: Vardy 84'
💭 How're you feeling after tonight's match? pic.twitter.com/fzSRhRxSOr
■前半
立ち上がりはいつも不安定な印象ですが、相手にペースを掴ませる事もなく攻撃を繰り出していました。
基本的には、両サイドウィングバックが絡んだ攻め上がりが中心になり、そこにラカが顔を出しポストプレー。そこに中盤2枚が絡んでワイドに展開する。といった形で攻撃を組み立てていました。
左サイドからのビルドアップは、我らがティアニーとオーバメヤンの縦関係にジャカが絡む形。右サイドは、ベジェリンとサカの縦関係にセバージョスが絡む形。
この形は最近何度もトライしており、今回のレスター戦ではかなり自信を持って攻め上がっていましたね。特に、右サイドはダイレクトのパス交換からサカかベジェリンが積極的に抜け出すパターンが何回かあり、かなり得点の可能性が感じられ、左サイドは、ティアニーのシンプルで無理のない無駄のない攻撃が効果的で、何度かいいタイミングでのクロスが上がりました。
レスターとしては、マディソンが不在という事もあり攻撃の組み立てのバリエーションが作れずに、ヴァーディーのスピードが唯一の武器といった感じで、崩される怖さはあまり感じられなかった。ただ、ヴァーディーとムスタフィのマッチアップの場面は、ムスタフィが寄せきれず中途半端な距離からヴァーディーにアタックされることが数回あったので、繰り替えされると危ないなーと思っていました。(まぁ、ムスタフィに限らず、あれに対処出来るDFって殆ど居ないでしょうね)
完全にペースを握られている訳ではないが、シュート数など若干レスターに押され気味の試合展開の中、徐々にアーセナル がペースを握り始めます。
右サイドからの攻撃でベジェリンとサカのワンツーや、コーナーキックのこぼれ球をティアニーがミドルなど、試合にリズムが出てきたました。
前半21分
セバージョスが中盤で相手を1枚ドリブルではがして、タイミングで飛び出したサカにスルーパス。右サイド抜け出したサカからグラウンダーのクロスがオーバメヤンの足元に。ダイレクトでゴールに流しこみ見事先制!
サカ本当に器用。抜け出してからのトラップで切り返すフェイントや、右足なのに、のクロスの制度もタイミングも完璧!本当に契約延長ありがとう!
そこからは、アーセナル ペースで試合が進みさらに追加点に匂いが、。
Dルイスからのフィードにオーバメヤンが反応し、右サイドでキープ。そこにサカがインナーラップで駆け上がりオーバメヤンとの連携でPA前まで運び、冷静にラカゼット目掛けてクロス。シュートにつながったが相手キーパーに阻まれて追加点ならず。
前節もラカの技術には驚かされましたが、このシュートも柔らかいボールタッチで半身かわしてシュートまで持ち込む、ラカゼットらしいシュートでした。ま、みんな自信を持ってプレーしてる感じが伝わります!
その後、ベジェリンが右サイドでボールを運びオーバメヤンが右前線に流れて開いた中央のスペースにドリブルで進入。ファーに走り込んでいたラカゼットにアーリー気味の柔らかいクロスを送り、強烈なダイビングヘッドに繋がるも、キーパー正面で得点にならず。
今思うと、この辺りの得点機を逸したことが後々大きく影響してきたなと。
やはり、シティーやリバプール辺りは本当にチャンスを溢さないですよね、。こういうトコの、決定力をもっと精度上げて行って欲しいです。
■後半
後半はお互い決め手を欠いたまま進行していきます。どちらかといえば、レスターのペースですが、怖さは無い。という前半の空気に近い流れ。3バックの3人もしっかり枠割分担が出来ており、Dルイスを残し、ムスタフィとコラシナツで対人する形は安定感があったので、このまま勝てそうな雰囲気が漂ってきました。よしよし。
いつも通りの交代の時間になり、ラカゼット→ヌケティア / サカ→ウィロック。前線のプレスの圧力を強めつつ、隙を見てカウンターって感じの交代です。
ここで事件が、、。
まさかこんな事がおこるなんて、、。
前線のプレスでヌケティアが寄せたのですが、、。ルーズボールに足を出したら相手の膝に。確実に悪意は無いですが、確かに危険なプレー。イエローカード。
仕方ないし、相手選手もプレーん戻れそうだったんですが、まさかのVAR、。これ、スローで見せられると本当にヤバイプレーに見えるんですよね、。何回も何回も見てると、、これレッドじゃ無いの?っていう気持ちに。
案の定、主審はイエローを取り下げてレッドカードの判断、。一人少なくなったアーセナル はドタバタします。
前線からのプレスが、積極的に出来ないなので相手は簡単に自陣に入ってきます。バイタルエリアでボールキープされなんとか弾き返すような構図になりました。ただ、あと10分耐えれば勝ち点3まだ負けてない!と思いながら観戦。
ここで、役者が仕事をします。
84分
レスターのグレイが送ったグラウンダーのクロスがヴァーディーの足元に。
同点に追いつかれ、万事休す。
3試合連続の完封だったアーセナル は、4試合ぶりの失点で連勝がストップとなりました。
【総評】
結果はさておき、今後のアーセナル を担う3選手が活躍してくれました。
サカとティアニーとセバージョス。この3人が際立ってました。
サカは先制のアシストなど攻撃の核となっており、ティアニーは鋭い出足でインターセプトを連発しクロスでチャンスを演出。
特にセバージョスは、攻守に渡ってキーマンになっていました。相手の攻撃の芽を摘み、カウンターの機転となる。流れを見て遅行速攻の切替。
しばらくはベンチで過ごす事が多かったセバージョスですが、ここにきて輝きを取り戻してきています!
レスター戦では、チームトップの68回ボールタッチと44本のパス成功。11回のボール回収。まさに求めていたプレーを連発してくれてますね。
狭いエリアでも、ボールを失わずキープしてくれるのはチームとしては大きな強みですね。
セスクやカソルラの系譜。アーセナル のスペイン人中盤には期待しちゃいます。
ってことで、結果はドローでしたが、内容は全然悪くなかった。ヌケティアの退場がなければ、勝利につながっていたはず。
また、全体を通してハードワークが定着しており、アルテタが目指すサッカーが浸透しつつあるのかなといった印象です!
さて、次節にトッテナムとのノースロンドンダービー、その後は王者リバプール。厳しい試合が続くがFAカップでシティーに勝利出来れば、まだタイトルの希望もヨーロッパへの切符も手に入れる事ができるので、好調を維持して頑張って欲しい!!
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