クライアントから信頼されるために必要な意識
こんにちは、セブンデックスのディレクター臼井です。
ディレクターとして就職してから9ヶ月。
ようやくディレクターとして徹底すべき凡事をおぼろげながら理解してきたので、今回はそれを整理してご紹介します。
どうしようもなく仕事がうまくいかない
そんな人に、是非とも読んでもらえたらなと思います。
※ なぜなら、私自身どうしようもなく仕事がうまくいかない人間だったからです
「信頼」に凡事徹底したきっかけ
私は「仕事ができる人」に憧れていました。
バリバリ働いて、大小問わず様々な課題を解決し、世の中や暮らしをアップデートできる。
そんな大人をカッコ良いなと思い、そんな大人になるぞと意気込んで2023年4月、社会人になりました。
しかし、まあ、全くうまくいかなかった。
一人で空回りし、失敗し、会社中に迷惑をかけました。
そんな私の「どうすれば仕事ができるようになるのか」という問いに対して言われたことが、「自力をつける・知識をつける・信頼を得る」こと。
特に、「信頼」は誰もが一番獲得しやすいと言われ、後がなかった私は「兎にも角にもそこをどうにかせねば!!!」と奔走。
そんなきっかけで今回の記事につながります。
自分の試行錯誤が一定うまくいっている気がすること。
また、自分の今後の再現性を高めたいこと。
さいごに、どうしようもなく仕事がうまくいかない私みたいな人を減らしたいこと。
そんな考えで、「クライアントから信頼されるために必要な意識」をまとめてみました。
どなたかの役に立てば幸いです。
クライアントから信頼を得るためには
相手に価値を提供する
相手の時間を奪わない
連絡が来たら30分以内には返す
調べたり、考えたりする時間が必要なら、その行為をする旨をとりあえず伝える
相手の思考コストを下げる
クライアントが気になりそうかも、と思う情報は先回りして用意する
「あれってどうなってますか?」と言わせない
何かを説明する際は、納得してもらうために徹底して情報を揃えておく
情報を出す順番もデザインする
ひとつずつちゃんと納得できるような説明の流れにする
目を通す情報量が多いMTGの際は、24時間前までに資料を事前展開する
アウトプットに妥協しない
当たり前だけど、絶対に忘れてはいけない
クライアントはアウトプットにお金を出しているので、「まあいいか」は失礼
そのためにもチームで納得するまできちんと議論する
私はディレクターだが、デザイナーだけにデザインの責任を押し付けない
チームなのだから、デザインを良くするのはチームの責
なぜそのデザインか?を自分も話せるぐらいに、デザインに対して当事者意識を持つ
誠実に仕事をする
相手との対話をサボらない
相手の話をただ聞くだけではなく、理解する
意見の対立があれば、相手の主張の背景を確認し、最適解を探す
こちらの意見を押し付けない。しかし、無思考で相手の意見を受け入れてもいけない
自分の非はすぐに認める
デザインの考慮不足があったりした際は、素直に認める
認めた上で、どうするかを即座に決める
本来はその場で決めたかったはずのことのため、その場でパッと作ったり考えたりして考慮漏れを解消できるとベター
素直なコミュニケーションをとる
ポジティブな気持ちはきちんと言葉にする
プロジェクトへのワクワクや相手への感謝の気持ちなど、きちんと言葉にすることで、プロジェクト全体の雰囲気が明るくなる
チャットでも口頭でも、こまめに発言する
あまり言い過ぎると押し付けがましいので適度に小出しに
熱量を持って仕事をする
クライアントのサービスやプロダクト、会社を好きになる
「このプロジェクトを通して、絶対に良くする」と思えるぐらいに感情移入する
そのために、情報は積極的に収集する
公開されている情報にはなるべく多く目を通す
IRや中長期計画などは必ず目を通し、なぜ今このサービスやプロダクト、会社をよくしなければいけないのか?を想像する
サービスやプロダクトならたくさん触る
競合のものもたくさん触る
サービスやプロダクト、会社の生まれた理由や、それまでの歴史を知る
+α
ここまでに話したことを、特に最初はやりすぎなくらい徹底する
信頼構築は最初が肝心
信頼ができてからのミスは「珍しいな」で終わっても、最初のミスは不信感につながってしまう
さいごに
経験しないと自力は身につかない。
知識は大量に時間を使えば身につく。
信頼は誰でも獲得できる。
そうして「仕事ができる人」になるための一歩を踏み出せた自分を少し褒めてあげることで、もっと仕事が楽しくなっていく。
そんな人がたくさん増えて、みんなハッピーに働けますように!