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趣味|PENTAXについて

僕がPENTAXを知ったのは、monochrome機の写真がタイムライン上に流れた時だった

それまでPENTAX?んーちと印象が薄いなあと思っていた、ただそのmonochrome機を見た時に衝撃が走った

かっこいい、それもレフ機でmonochrome機って何やねん尖っとるなあ

そこから始まった

当初、所謂クラシカルなカメラが好きで、全操作を物理ダイヤルでマニュアル操作できるFUJIFILMのカメラにゾッコンだった

独自のOVF機構を持つこの唯一無二のファインダーも、誰もが惚れるその見た目も、自分にとってこれ以上ないカメラだと思っていた

センダーファインダー型のX-Tシリーズや、NikonやCanonのレフ機、ミラーレスの造形には全く眼中になく、興味も持てなかったけれど、K-3 Mark III  monochromeの造形には何故か惹かれるものがあった

恐らくペンタ部の文字や、その他のダイヤルやボタンのカラーリングが、 monochrome仕様になっていることがそれを助長させたように思う

ファッションが好きで無駄なものを取り入れないわしのスタイルと、その潔いカラーリングとのマッチングが行われたということであろう

まさか自分が、センターファインダー型のカメラに興味を持つとは思わなかった

そして調べていくうちに、PENTAXはレフ機をこれからも造り続けていくという宣言をした稀有で文化を大事にしてそれを世に残そうとモノづくりを続けていくメーカーだということを知った

なんて潔くてかっこいいんだろう、その意志にも惚れたのである

現在、PENTAXのカメラは計二台

PENTAX 645ZとK-3 Mark IIIである
この二機種は紛れもなく一眼レフで、日常の些細な情景をドラマチックに映してくれる嘘のないファインダーが搭載されている

ミラーレスとは違う光学的な機構によりレンズを通して見えた情景を覗くという感覚は、カメラがない人生では決して成し得ない特別な感覚である

スマホではなくカメラで写真を撮る理由、それもレフ機でそこに臨む理由は、この没入感にある、これはレフ機ならではの、そしてPENTAXの成せる技である(現行でこれから先も作り続けているメーカーは、PENTAXしかいない)

だからこそPENTAXを使い続けるし、愛していこうと決心するのである、その熱意に僕は投資をしたい

記憶に新しいが、PENTAXはこの令和の時代にフィルムカメラを一から作った、野心溢れる素晴らしいメーカーだ、これ以上の興奮を、他のメーカーで補えるだろうか

あなたはカメラに何を求めますか

いわゆる、駄文