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和のお香 塗香(ずこう)の話

みなさま
こんにちは

香と瞑想とコーチング
小林 明美です。



今日は大好きなお香の話。


香りと脳が密接に関係してるのはご存知ですか?

鼻から入った香りは
脳の一番奥の奥 
大脳辺縁系に到達します。

この大脳辺縁系は
感情(喜怒哀楽)や意欲、
記憶、自律神経の活動に関わっているそうで

生命維持などにも重要な関わりを持った部分。




五感の中でも
大脳辺縁系まで届くのはこの嗅覚のみ。
記憶と密接に関係しています。


カレーの匂いを嗅ぐとお腹が鳴る

イカやソースの焦げた匂いがすると
お祭りの屋台を思い出す

dolce&gabbanaの香水の香りで
別れた彼女との日々を思い出す…w


特定の香りを嗅ぐと
特定の何かを思い出しますよね?


プルースト効果という
れっきとした名前があるんですって。

それくらい香りと記憶の関係は深いんです。




香りを嗅いで何を記憶するか…
無意識に記憶していくものもありますが




特定の成功体験と
お好きな香りを結びつけることで
その香りを嗅ぐことで
その時の自分を思いだし再現できる…

香りと記憶の関係を
アンカリングに上手く使うこともできます。



※アンカリング
イチローさんの
バッターボックスでの独特なポーズや
ラグビーの五郎丸選手のルーティンのように
特定の何かの条件付けによって
自分の望ましい状態を引き起こすこと




たくさんある和のお香ですが
今日は「塗香」について。

(ずこう)と読みます。
文字通り塗るお香のこと。


どこに?
身体に塗ります。
掌にとって擦り合わせると
ふわぁーっと香りが立ちます。



お部屋に置いたり
お線香のように燃やしたりするものと違い

香水などと同じく
身体につけて使います。


仏様に捧げる六種の供物の一種だそう。
真言密教ではお清めに使われます。


お清めの香であり
邪を祓う、魔除けの意味があり、

お寺によっては販売されているところも。


私は出先で
気持ちを沈めたい時、
大切な場面の前、
スッキリしたい時、
神社でお手水が使えない時や
お寺などで身を清めたい時

バックに入れていろんなシーンで使います。

お客様とのコーチングセッションや
グループ瞑想会の直前に必ず使います。

心が切り替わって
落ち着いた状態でその場に臨めます。




お線香や練香を作るより
更に細かい微粉末に加工されたお香原料。

主に白檀、丁子、桂皮、龍脳、
かっ香(パチュリ)、甘松、 などを使います。

どれも元々は生薬なので
「〇〇に効く」とは表現できませんが
鎮静効果なども期待できるかも。

使うと身も心もすうっと落ち着くのが好き。



ここでご案内するのは
天然香原料だけで作る
貴重な塗香。

変に香りが残りませんので
儚いほのかな香りで
密かな楽しみ。


ほのかな香りですが
「何?いい匂い」
「落ち着く〜!!」
「お寺にいるみたい」

気づく方は気づかれるみたいですw


ここでお知らせ。

新型コロナで緊急事態宣言発令中の福岡、
少人数でひっそりと
自分で塗香を作るワークショップを開催します。

10名入れるお部屋に4名限定。

自分で作るお香は
このお香を使うことでどうなりたいのか
思いを乗せて作ることで
ご自身へのアンカリング効果も期待できます。

福岡近郊でご興味お持ちくださる方は
以下のURLよりご覧ください。
http://y-nlp-partner.com/event/okou2021-3/


最後までお読みくださってありがとうございます。

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