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「自分が変わればいい」の誤解。人のせいでも自分のせいでも物事は解決しない。

みなさまこんにちは
香と瞑想とコーチング 小林明美です。

今日の内容
・変えられるのは自分と未来
・自分が変わればいいの落とし穴
・責任の本当の意味
・自責他責を超える

変えられるのは自分と未来

コーチングを学んだ最初の頃
「人と過去は変えられない。変えられるのは自分と未来。」

そう聞いて「確かに!!」と
目から鱗がぱらりと落ちた覚えがあります。

自責・他責という言葉があります。

あれもこれも自分以外のせい(他責)
そういう立ち位置を取ると
物事は動きません。

自分は関係ない。
あの人が変わればいいのよ。
そう言ってても相手は変わってくれませんよね。

望まない状態を変えるためには
まず自分が変わる(自責)
自分が変化を起こすことで
望む状態に変化していく。


そして
コーチングはこの場にいない人のことは扱うことができません。
コーチングを受けている人にしか機能しません。

例えば
お子さんが冷蔵庫から出した牛乳を戻さない。
何度言っても出したら出しっぱなし。
この子はどうしたら片付けるようになるんでしょう?
というお母様。

あるいは
スタッフが決めたことを守らない。
何度言っても守ってくれない。
このスタッフにどうなって貰えばいいんでしょう?
というチームリーダー。

この場合、
お子さんが変化するために
お母様ができることはあるかもしれません。
それを探すことはできます。

チームリーダーが指導の仕方を変えることで
このスタッフは変化するかもしれません。


そんなふうに自分が変わることで(自責)
変化を起こすことは可能です。

人に変化を求めるなら
自らが変わる必要がある…
私はそんなふうに受け止め
自分の人生にも
それなりに変化を起こしました。


ただここには落とし穴があって。


自分が変わればいいの落とし穴


自責他責で物事を考えているうちに

「私が変わればいい」が

「私が悪いから」
「私のせい」って
脳内変換されることがあります。

自責も行き過ぎると
自己否定を生み出す場合があるんです。


私、割とそうなってた気がします。


あまりに画期的だったんですよね
人のせいにしない。
自分が変わる。
って考え方がそれまでなかったんで

脳の奥にぐさっと刺ささりました。
それを勝手に「自分が悪いんだ」にしてた。

これはこれで健全でなありませんよねw


「責任」の本当の意味

日本では「責任を取る」というと
詰腹を切らされる
責任をとって辞職するなど
「失敗や損失の責めを負う」ことを言いますね。

この「責」という字が持つ意味が
・罪や手落ちをとがめる 責め立てる
・果たさなければ負い目になる事柄
だそうですよ(Google調べ)

うわあ、きっつい言葉。

「責」にそんな意味があるなら
「自責」「他責」っていうとき
知らず知らず責めたり咎めたりする気持ちが自然と沸きそう。


ただ英語で「責任」はちょいと違いますね。
英訳するとresponsibility(レスポンシビリティ)
「response(反応する)」と
「ability(能力)」の二つの言葉から成ってます。

何事が反応すべきことが起こったとき
自らが反応する(対応する)ことを責任と言います。


これが本来の責任の意味。
ひいては自責の意味です。


自責他責を超える

「response(反応する)」と
「ability(能力)」の
二つの言葉から成っている「責任」

何事が反応すべきことが起こったとき
自らが反応する(対応する)こと。


何事か変えたい状態に反応(対応)して
変化を起こすだけのこと。


そこには自責だ他責だという
「誰かのせい」を存在させる必要はないわけです。


自分のせいでも
誰かのせいでもなく
今何が起きているのか
客観的にありのままを観る。

自ずと変化を起こすには
どうしたらいいか見えてくる…。

そのためにも
ぐるぐるしている思考から一旦離れるためにも
瞑想は有効です。


自責自責、
「わたしが変わればいい」
という偏りから離れ、

他責他責と
「あの人が悪い」「世間が悪い」
という不毛な思考も手放して、

じゃあ何をどうしたらいいんだろうと
自分ができることから始めてみる…

これがきっと本来の意味ですね。


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