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日本相撲協会公式アプリ「大相撲」の楽しみかた(77.5)

日本相撲協会公式アプリ「大相撲」の概要と素晴らしさについては、すでにお伝えさせていただいた。

今日はこのアプリの楽しみ方について書いてみたいと思う。

体重100kgを超す大男たちの戦いは見るものを圧倒させる迫力があり、動画で「勝ち負け」を見るだけでも十分にたのしい。あなたに「推し力士」がある場合には愉悦もひとしおだろう。

ただ、せっかく「大相撲」をダウンロードしたなら「ただ観る」だけで満足してしまうのはもったいない。注目すべきは動画の下部にある「解説」だ。これを読むことでグッと「おもしろみ」が増すのである。

たった50文字ていどの解説なのだが、相撲用語を巧みに用いた文章は非常に情報量が多く、短いながらも勝負の流れを的確に捉えている。動画を再生する前に見どころをナビゲートしてくれるのでとても重宝するのだ。

しかも、解説のおもしろさは「相撲がわかる」ことだけではない。ときどき出くわす「どういう状況だ?」と首を捻りたくなる解説がまたおもしろいのだ。つぎに例をあげてみよう。

突っ張りしのいで左差しの島津海が右手万歳のまま攻め入れば、琴勝峰周り込む際、右足が大きく滑って赤房下で股割り状態。

平成6年初場所 7日目 琴勝峰 対 島津海 より

「突っ張りをしのいで左差しの島津海」までは想像できるとして、つづいての「右手万歳のまま攻め入れば」からがすごい。万歳の姿勢で、攻め入いるのだ。極め付けは、攻め入られた琴勝峰。「回り込む際、右足が大きく滑って赤房下で股割り状態」なのである。

赤房下で股割り状態とはいったい、どういうことだろうか。

こうして興味をそそられた状態で動画を見るので、おもしろさが倍増する。
といった仕組みだ。日本相撲協会公式アプリ「大相撲」のたのしみかたについては、また紹介したい。


初場所が後半戦にさしかかる今朝の体重は77.5kg。ダイエットの道は険しく長くつづきそうだ。

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