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今時の就職活動は?「落とされる学生の特徴は・・・」


先日、転職について考える編を書きました。
今回のは追加版のような感じです。
お読みいただければ嬉しいです。

表題:今時の就職活動は?「落とされる学生の特徴は・・・」
以下「東洋経済on line 2022年」より部分引用しました。


HR総研が採用担当者を対象に実施した「2022年&2023年新卒採用動向調査」の中から、「評価が低い学生の面接態度・回答内容」を紹介し、採用担当者がうんざりする言動を探ってみました。

面接経験者の話を聞くと、うんざりすることも多いらしい。

特徴的には、
・笑顔や元気のない学生
・挨拶がない
・棒読み的な返答
・声が小さい
・目を伏せる
・やる気が感じられない


昨今のキャリアセンターは至れり尽くせりの就職支援活動をしています。
疑似面接も行っているので、学生は面接に慣れていてもおかしくないが、
「学生に元気がない、覇気がない」と嘆く面接官は多い。

やる気、覇気、熱意、意欲、元気がなく、おとなしい。
落とされる学生はこういう言葉で形容されているようです。

うんざりする理由は他にもたくさんあり、最も嫌われるのは、
「関心のあることは仕事以外」という学生

社会貢献やワークライフバランスについて、まくし立てる学生は
かなり多い。
環境問題、弱者救済、働き方改革。いずれも学生は「良いこと」だと
信じ込んでいる。
それを言えば、意識高い系と取ってもらえると、信じている。

それ自身は良いことです。
しかし、面接官が評価するのは、仕事の仲間としての適性です。

面接という場の意味を理解せずに、大きな夢を無思慮に話す学生に
下されるのはマイナス評価しかありません。

面接官の言葉は、
・「社会貢献的な志望動機のみの学生。○○以外はできない、と言ってしまう学生。
・テンプレどおりの意思表示、質問しかしない学生」
・「ワークライフバランスばかり気にして、仕事内容を理解していない」

私も、新卒、院卒の学生を面接したのはもう10年ほど前になりますが、
落とすことになった学生に共通するのは、やはり上記の学生です。
これは、出身校など大学の受験偏差値の高さにはほとんど関係ありません。

コミュニケーションがうまく、ひとを引き込こむように話をする人や、
その話す笑顔が素敵な人には、目が輝いている人にはほとんど出会う
ことがありません。

面接で緊張もしているのでしょう。でも仲間とは遠慮なくうるさい
ほど話しているはずなのに何故なのでしょうか?

一つには他人と話す練習をしていないのではないでしょうか。
例えば初めて行くケーキ屋さんのお店の女性と、笑顔で話すことはない
のではないでしょうか?
ずーっと、ぶすっとお金を払うまで黙っているのでしょうか?
初めての人と、笑顔で話せるほどの心の広さや、話のネタを持ち合わせてはいないのでしょか。
それこそ、そんなことが普段の面接の練習になるのではないかと、私は真に思っています。

短時間で、他人の笑顔を引き出す能力。
見方を変えると、それがビジネスを成功させる能力ではないでしょうか?

来週、ある会社の入社式に参加することになりました。
そこで、皆さんの言葉や態度がどうなのか、大変気になるところです。

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