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仕事術5:仕事が速い人が、メールで気をつけていること

いま、平野友朗氏の「仕事が速い人はどんなメールを書いているのか」という本を改めて読みなおしています。

平野氏は日本ビジネスメール協会の代表理事です。立場だけあって素晴らしいことを書かれています。

氏のいうところの、「仕事が速い人が気をつけているポイント」は
以下の5点だそうです。(一部加筆しています)

1. そのメールを送る目的はクリアか?
2. 相手が読みやすいビジュアルになっているか?
3. 返信してもらえる内容になっているか?
4. 相手に心に刺さる言葉を使っているか?
5. 処理時間の削減を心がけているか?

今回はとくに、2.「相手が見やすいビジュアルか?」について、書いてみます。

私の会社でも、しょっちゅうあることです。
メールの文章が、画面いっぱいに横に長く書かれているメールがよく来ます。何行も何行も・・・・、はっきりいうと全く読む気にならないビジュアルなのです。

右端いっぱいまで行ったところで、首も目も疲れてしまいます。
メールは、段落も改めないし、改行もありません。

アメリカの大学で勉強した人に聞いたことがありますが、上のような
メールの書き方はありなんだとか。
しかも偉い人がどうどうと、そんなメールを書いているのだとか。
本人もそれでいいと思いこんでいます。

私は、偉くもなんでもありませんが、そんな文章は読みたくもありませんし、返事を期待されても書きたくもありません。

だいたいですが、一行は30~35文字前後、しかも改行をして、段落も
改める。これが美しい文章のスタイルと思います。
これで初めて文章を読む気になります。

返信してほしいメールであれば、相手に読む気を起こさせるビジュアルな
スタイルにしては、いかがでしょうか?

相手にとっても時短になる仕事術、これも重要です。

ここで、返信を早くもらうための”技”を披露します。
これは、いままで成功している例です。

最初の送信は「急ぎませんが、対応いただけると幸いです」
と、普通に書きますが相手から返信が来た時に、

「迅速な対応感謝いたします!また教えてください」

などと、感謝の意を少しおおげさに表明すると、次回からは
返信が早くなります。

相手も褒められると、また褒められたくなる習性があるのでしょう。
その辺をくすぐると、お互い時短になり仕事が早く片付きます。

先ほども、ある以来のメールを送りました。
返信は、なんと8分後でした。

私の書いた感謝の言葉は、「いつも即レス感謝です!」です。
おそらく、気持ちは通じていると思いますので、短文で感謝の意は
伝わったと思います。


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