PL 第11節　アストンヴィラ×リヴァプール　レポート

11/2 (土) 24:00 キックオフ　ヴィラ・パーク

ここから地獄の連戦が始まるリヴァプール
怒涛の2か月で13試合という謎スケジュール。そりゃクロップじゃなくてもキレるよ。さらにここにCWCとカラバオが入ってくるからね。頭おかしいっす。
リーグは前節にスパーズと対戦。絶好調ファビーニョのおかげで、終始押し込み続ける展開。最高のハイテンションで久しぶりに面白い試合となりました。

ヴィラは前節シティで今節にリヴァプール。あんま言われてなかったけどこれなかなかかわいそう。前節の後、ペップが「このような前半の内容なら降格してもおかしくない」みたいなこと言ってた気がする。
これ昇格組のヴィラになかなか失礼だと思うんだ。

スタメン

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　(SofaScoreより引用)

ヴィラはグリーリッシュが怪我から復帰報道も、間に合わなかった模様。
トム・ヒートンってバーンリーから移籍してきてたんだね。

リヴァプールはマティプが怪我で欠場。代わりにロブレンが入ります。
アンカーにはララーナ。ファビーニョが累積でリーチかかってるため、シティ戦のために温存です。
足首の怪我が報道されたサラーはスタメンに間に合いました。

戦評

開始早々ヴィラにチャンスシーンを作られる、ヒヤッとするスタート。
なんとなーくこの入りで嫌な予感はしてました。

なんか体が重そうなリヴァプールイレブン。ミッドウィークのカラバオに出てたララーナはわかるけど、それ以外は何故なんだ。

それでも相変わらずSBは好調の模様で、SB to SBのサイドチェンジをバンバン通します。

ヴィラはWGを下げて4-5-1のような形でカウンター狙い。
そのカウンターが20分に功を奏します。
マネのいらない2連続ファール。
左サイドで獲得したセットプレーでトレゼゲが決めます。ナイスボールにナイス抜け出し。
こういうのがあるからいらんファールは辞めたいよね。

その後もボールは握るものの、決定機を作れないリヴァプール。ロブレンだと相手が引いた時に、運んだり楔を通したりできないのが難点。

27分にはフィルミーノの幻のゴール。
これは散々議論されてるのでここではあまりいろいろ書きませんが、僕はオフサイドだと思いました。

この日のサラーは周りに譲り気味。ってかフロントスリーがあまりにも噛み合ってなさすぎて。この一週間の間になんかあった？

フラストレーションを貯めたまま、前半終了。
ヴィラに付き合わされてるなーって前半。だいぶオープンな展開なので、もう少し落ち着かせてもいいんじゃない？って思いました。

後半もメンバーは変えずにスタート。

後半からマネがいつも通り、張った位置にポジション取るのでロバートソンが内と外に快調に走りまわる。

後半になりチャンスは増えたものの、決定機とはならずに点を取れない状態。
クロップはオリギとチェンバレンを投入します。これでヘンドとララーナの2ボラ。右にマネ、トップ下にフィルミーノ、左にチェンバレン。前はオリギとします。
サラーは一回休んだ方がいいかもね。

　　　　　　　　(時間帯別のボール保持グラフ、上がヴィラで下がリバポ)

このように後半はごりっごりにボールを保持するリヴァプール。

さすがに今日は無理かもなぁって思った87分。
マネのクロスに逆サイドから走りこんできてたロバートソンがヘディングでゴール！
いやーこれは燃えました。(語彙力)

一点返したし、よく頑張ったよ。

って思ってたのはどうも俺だけでした。
同点にした後も、負けてらんねぇよとばかりに押し込むリヴァプール。

そして94分、アーノルドのコーナーからニアで合わせたマネ。
待望の逆転ゴールです。
劇的な展開過ぎて僕は笑いが止まりませんでしたw

なんだかんだで勝利を勝ち取りました。

気になったシーン

アンカーララーナが思ったより良かったですね。プレシーズンで試してたのは見てましたが、リーグでここまでしっくりくるとは思いませんでした。
ただ、ファビーニョと比べるとディフェンス力は計算に入れられないと思うので、格下と戦う時のターンオーバー要員になるのかなぁって思います。
クロップはもしかしたら、アンカーにはレジスタ的な能力を結構求めてるのかもしれないですね。
じゃなかったら、アンカーはヘンダーソンでもワイナルドゥムでもいいわけで。まぁワイナルドゥムに適正はほとんど無いと思うけど。

あと、なんとも言えない疲労感が気になりました。ラストパス、フィニッシュの精度が著しく悪く見えました。

チェンボとケイタにはスタメンを勝ち取るってよりも、まず交代で投入されて何を求められてるのかってのを意識した方がいいと思います。
チェンボはともかく、ケイタはゲームチェンジャーになれると思うので。

ロブレンね。嫌いじゃないんですが、うーーーん。
まぁシティは引いてくるわけないので絶対対人勝つマンとして、獅子奮迅の活躍を期待してます。

両SBが調子良さそうなのはすごくありがたいです。
多分もうシティでも右ゴメスやらないと思うので、勝利はアーノルドにかかってます。

総評

何がともあれ、こういう試合勝てたのは大きいと思います。「勝ちに不思議な勝ちあり。」そんな試合だったと思います。

来週に因縁のシティ戦が待ってるわけですが、ミッドウィークにはCLヘンク戦。実はここも落とせなくてなかなか大事な試合なんですよね。

シティ戦まで戦えばインターナショナルブレイクなので、2勝して終えたいところ。
本当の地獄はそのあとからなので。
多分ヘンク戦はワイナルドゥム、フィルミーノ、あたりは休ませてくると予想。スタメンはチェンボかなぁ。隠れケイタファンとしてはスタートからケイタを使ってほしいですが。

試合結果

アストン・ヴィラ 1-2 リヴァプール

【得点者】

アストン・ヴィラ: 21' トレゼゲ
リヴァプール: 87' ロバートソン 94' マネ

主審: ジョナサン・モス